円高差損を防ぐ方法、為替悠々156
「円高差損を防ぐ方法、為替悠々156」
円高差損をだれしもがしたくないわけである。
国内が低金利の中、外債投資で利回りを稼いでもらって年金などの手取りを増やしてもらいたい。外債の総じて5-10%の利回りならば 7%で30年で7倍になるのだから 為替のブレークイーブンは18円である。 為替は予想するのが難しい。さらにそれに対してヘッジなどをするものだから余計に問題を難しくするところもあるようだ。じっくり金利で稼げば為替差損は怖くない。
でも差損を絶対に出したくなければ 円に換えなければいいのではないか。別に皆で我慢するということを推奨するのではない。 例えば年金なら老後の生活費となるのだがそれが26万円だとすれば、外債で運用したら差損が出て15万にしかならないとする。30年運用すればけっしてそんなことはない筈であるが。(円高差損を怖がる人向けということで) それでは ドルで貰えばいいのである。 26万円の替わりに2,000ドルをもらったとしよう。せっかくカルフールやウオルマートが対日進出してくれるのだから ユーロ建てでもドル建てでそのまま生活用品を買えば良い。なにしろ日本の物価はデフレといえども世界一なのだから、そのメリットを生かさない手はない。外債投資した分は外貨でそのまま使えるようにしてあげればよい。インターネットを使ってもよいし、進出した外資スーパーで外貨で受け取ってもらえばよい。 中国、韓国製品を買えばもっと安い。 ただ 東京から大阪へ行く時は安い(タダ)からといって米国の高速道路は使えない欠点がある。 物価高のデメリットをメリットに変えればよい。
為替市場でドルを安く売らなければ差損は起きない。でも高くなってもその方法が良いほど日本は構造改革の遅れで価格が高いのである。
改革すれば弱者をさらに苦しめるという意見もあるが、デフレになった以上 貧富の差は否が応でも拡がる。しかし改革しなければ 既得権益者とそうでない人との差が拡がる。改革すれば やった人とやらない人の差が拡がる。どっちがいいのだろうか。
| 固定リンク
「黄昏」カテゴリの記事
- 黄昏2、赤レンガ倉庫、ユネスコ賞(2010.10.07)
- 横浜黄昏、強気のフラッグ(2010.10.05)
- 横浜大丈夫かその3(2010.10.01)
- 横浜大丈夫かその2(2010.10.01)
- 横浜大丈夫かその1(2010.10.01)
コメント