為替リスクを負う国は日本だけ、為替悠々144
「為替リスクを負う国は日本だけ、為替悠々144」
米国業者はドル のビジネス、 欧州業者はユーロのビジネスである。直接の為替リスクは極めて少ない. 米国や欧州の個人は自分の国で5% 以上の金融商品があるので、 外には持っていかない。 日本はビッグバンの音頭で 外貨投資した なけなしの お金である。 米国ヘッジファンドのお金は 富裕層の お金である. 破綻しても 気にする必要はないし。 まだまだ お金持ちである.
結局 、 何度も繰り返される、円高で 体力を落としているのは、 日本の民間と 個人のこ金の集積である機関投資家なのである。 さらに 米系ファンドはLTCM のように あっというまに 先送りせず 不良債権処理する。
アジア救済の為に 円高は有効との意見もあるが、 決して 日本は彼らから輸入を増やさないのであり、 さらに 日本への債務返済の時は 円高で 窮地に陥る。 今朝の 朝日新聞で 日本 はアジア諸国に金を貸すのではなく、 物を買ってやるべきだという グレン フクシマ氏の意見は 正しい。 米国が輸入しなければ 日本も成り立たない事を 日本は理解していない。 円高にしても 規制緩和が遅々として進まないので、輸出業者も大変、 国民も 円高差益の償還なしで 大変。 OLが海外旅行へ安くいけたとしても、儲かるのは グッチであり、プラダであり、 内需拡大には繋がらない。
要するに、 為替に おいては 実需で、生活の為にやっているのは 日本、 お金持ちの投機でやっているのが 海外である。 G-7での 公約を円高調で誤魔化しても 他国も喜ばず、 日本の真面目な人々だけが 苦しむ。 米系ファンドは金持ち集団である。
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