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2010年4月15日 (木)

日本は貿易為替は均衡、為替悠々142

「日本は貿易為替は均衡、為替悠々142」

「300x60%=200x90%=180」

一ヶ月の貿易はざっと輸出が300億ドル、輸入が200億ドルである。
ドル(外貨建て)比率は輸出が60%、輸入が90%である。円の国際化には程遠い。
しかし上の式のように外貨建て部分はマリーしている。

日本株式会社全体では為替リスクはない。 輸出輸入差額の外貨余剰分100億ドルはすなわち円建てなので、直接的為替リスクはない。海外が負う。

しかし、円高で差益の出た輸入業者が差損の出た輸出業者の差益を補填するわけではない。それどころか日本の構造では、この輸入価格に関税、その他税金が上乗せされて末端の消費者に届くときは、とんでもない為替レートを使った値段となる。 日本の輸入は原材料が多いので税金をかけやすいし、統制もやりやすい。ガソリンは1リットル30円が60円税金をかけられ3倍になる。為替レートが300円の効果がでる。米しかり小麦しかりである。 洋書でも丸善、八重洲ブックセンターでは1ドル200円以上の為替レートを使っている。

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