URUTSONT-ウルトソン 為替悠々138
「URUTSONT-ウルトソン 為替悠々138」
「売ると損をします、東京前場は買いが強い.(URUTSONT-ウルトソン、最後は鼻にかけて伸ばすとあなたも今日からフランス人) カッテモソンもあります.」
最近の円高は もっぱら 米系ファンドが犯人扱いされているが、 本当にそうだろうか。円相場は常に 日本人が動かしているという 信念をもっているので、 疑ってみる事にした. たしかに 、 ヘッジファンドが エマージング市場の崩壊をきっかけにキャリー トレードの リクイデーションで 円買いをしていて、 急激な円高になっている といわれれば、 たいていの、 人々が、「へへい、 ああ そうなんですか、 ほほー」 と説明をする人を 羨望の眼差しで見て、「さすが プロでんな」 と言われて 評価が高まる。 ヘッジファンド、 中東、 スイス系 などの ネームに 弱い人が多い。 さすがに ヘッジファンド の損きりはいつも 度肝を抜かされる。 しかし 基本に戻り、国際収支表を見ると、1-6月期の、異常な 資本流出と比べると、 7-8月の140円台は本邦からは、 資本が殆ど 外へ出ていないのである. 誰が 買ったまでは、言わせないで欲しい、今 怒涛の 損切りをしている人が、 まったくの カラで 7-8月に買ったと 言わざるを得ない。 いまになって、 ドル預金、ドルキャッシュ、 MMF、外債に個人が殺到しているようであるが、この動きは 重要である。 1989年にワイドフィーバーが起こり、8-9% の確定利回りの、 興長銀の 債券におばちゃん達が 殺到、 これは 長銀の資金コスト悪化、 株の下落にも繋がったとされる。 個人の動き、 おばちゃんの動きは重要で、140円台には 見向きもせず、 ヘッジファンドを誘い、 後で 損切らせて110円台では おばちゃんファンドが今まさに 繚乱と 店頭で 振る舞う 姿は ヘッジファンド より 美しい というか おぞましい. おばちゃんファンド>>> ヘッジファンド である。
国際収支表をみれば、基本だが、 市場で囁かれているのと、異なる事実がでてくる。 真犯人は あのたの そばにいるおばちゃんで、米系ファンドを 円高の 犯人で起訴するのは 難しい.
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