出生率低下でも成長する国あり、為替悠々129
「出生率低下でも成長する国あり、為替悠々129」
総人口に占めるこどもの数が13.9%となり30年連続減少したそうだ。世界でも最低水準だ。しかし日本より合計特殊出生率が低い国はどんな国があるのだろうか。
ウクライナ1.15、スペイン1.15、ロシア1.14、香港1.0などである。別に悲惨な経済状態に陥っているわけではない。それなりに出生率1.0でもやっている。
少子化のデメリットで年金の破綻とかが上げられるが、何か年金のためにこどもを生まなければならない気もして嘆かわしい。問題は人口増をあてにして作った制度だ。年金だけではなく、医療保険、雇用保険などもそうであり、退職金制度もそうであろう。年功賃金制度もそうだ。国債発行も公務員制度もそうであろう。税収が限りなく増え続けることを想定した制度が多い。民間でも無限に売り上げが増えると想定して過剰投資をした企業が破綻している。その点過剰投資(天下り機関増設)をしても自己責任を問われない政府は安泰だが国の借金が増える。自然現象で子供が減るのは仕方ないが問題は人為的に作った制度だろう。
規模的には巨大な経済なのですべてが没落するのではなくその中で繁栄する企業は多い。ただいすとりゲームのいすは少なくなるので貧富の差は広がる。これを従来の社会主義型システムで繕うと借金は増える。
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