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2010年4月16日 (金)

117円は円高だが112円は円安、為替悠々143

「117円は円高だが112円は円安、為替悠々143」

相場の報道は面白い。とくに株安、株高、円高、円安の表記は面白い。
橋本、小渕内閣で2万円から1万4千円へ下落した時は株安と騒ぐが続落して7千円から1万円というかつての極めて安い水準に戻しただけで大騒ぎで株高として評価する。

為替も昨年夏に117円台で円高と騒いでいても103円へまで行って110程度で円安だと叫ぶ。後で新聞の見出しだけ見ると 1万4千円は株安で1万1千円は株高で、117円は円高で112円は円安となる。

野球で言えば1位から3位に下げた時は批判するが、6位から5位に上げればべたほめするようなものだ。
何かごまかされているような気がするので私は自分なりの絶対水準を下記に超円高、円高、普通円、円安、超円安と書き留めている。
新聞などの報道もデイトレーダーのような刹那的円高、円安、株高、株安よりも長期的な絶対的な水準でのコメントをしてもらいたいものだ。

銀行のデイトレーダーなら5-10分が短期で3時間は長期かもしれないが、報道はデイトレーダーの視点ではいけない。 すべてが東スポ的報道では面白いが大局観が生まれない。 

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