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2010年4月21日 (水)

1000%の運用、為替悠々150

「1000%の運用、為替悠々150」

 米国では1984年より先物トレーディングコンテストがあり、有名なラリーウィリアムズは1987年11376%をあげて優勝している。6ヶ月間、リアルマネー、リアルプライスで取引をして優劣を競うのである。日本でも最近同じくこのコンペが開催され、やはり優勝は米国の方で1098%、しかし、2位は日本人の炭谷さんで665%であった。

 儲かる人はいるのである。この運用利回りを見ると日本の公的年金運用者はどう思うのであろう。 運用はプロに任せたほうが良い。彼らは逃げずに責任も取る。温泉は造らない。 何も日本株とJGBだけが商品ではないし。

  公務員とはリスクを世の中でもっともリスクをとるのが嫌な人がなるわけである。安定を好む。安定を好む人がリスクというもっとも縁のない世界に挑むのである。
野球はイチローにサッカーは中田に、指揮は小沢に任せればよい。ところが運用だけは 野球で言えば 4番やエースを野球選手からではなく、なぜ図書館で勉強しているような人に任せるのだろう。

 ボストンフィルハーモニーの指揮を音痴の私にまかせるようなものだ。腐っても世界一の運用額である。 そのグランドや音楽会場の観客席にもいないような興味のない人にまかせるから結果が 上述のコンペとは次元の違うものとなる。しかし立派な運用者として 委託運用機関からはいたれりつくせりを受ける。自分たちの機関投資家の雑誌を作り、運用を委託する金融機関の広告をのせさせ、さらにその雑誌を大量購入させる。運用ではプロではないが、そのような点ではプロだ。

 また運用についても ダムの入札のように為替の入札を行う。刻々とプライスが変わる相場には入札はなじまない。入札のお知らせから実際のダン(取引成立)まですでに50銭上昇してしまう。結局はコスト高である。しかし大損しているのは意味のない入札ではなく、売り買いを間違えていることである。 金融機関はこのような相場のプロではない方から手数料を含めいろいろなメリットを受けることが得意である。接待や天下りコスト受け入れコストなどは何でもない。それ以上のメリットが十二分ある。 相手にいい思いをさせているふりをしてがっぽりいただく。プロとアマの差はそこに出るのだろう。 民間にとっても天下りを受け入れるほど楽な商売はない。(ただし特殊、公益法人を除く)

 そろそろ 運用をプロに任せてもいいのではないだろうか。多分相手には厳しい契約を結びそうだ。(温泉禁止、天下り禁止、接待禁止、ストップロス置くようにとか)

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