豪ドル円下げ、NYでは資源安株安
「豪ドル円下げ、NYでは資源安株安」
*ユーロとポンドの下げにつられている。
*資源価格下げ、NYダウも下げスタート
*4月6日の政策金利決定まで間がある。たまには外部要因に流されるのもいい
*なんてったって4回も利上げしたのだから、毎月利上げ出来るわけがない
*ボリバンは上限が近くなり上げ止まりから下げ。上限は84.20、下限は78.99
*雲の上にいるが横ばい、3月12日の長い上ヒゲが上昇阻止したがその後は連続下ヒゲがサポート。雲は81.17-79.94の幅で横たわっている
3月9日-16日の上昇ラインを割り込むか
*2月25日-3月4日の上昇ラインからかなり角度を上げて上昇中
*5日線上向きからなだらかに
*売りは83.20から中
*買いは82.80から大
*損切りは小さい
(今後の見通し)
3月31日の住宅建設許可、小売売上、4月6日の豪中銀政策金利決定まで重要な指標がないので豪の強いファンダメンタルは背景にありながら外部要因に影響されるだろう。先ずは中国要因だ。全人代閉幕後の温家宝首相記者会見では「インフレ懸念」と欧米から圧力のある「人民元切り上げの否定」を表明した。米国議員はこの表明を聞いて中国を為替操作国に認定する準備に入った。米中間ではダライラマ問題、米国の台湾武器供与問題、グーグルの撤退問題もありぎくしゃくしているがさらに人民元問題が加わってくる。
金融引き締めと為替論争が続けば株式市場にも悪影響を与える。中国株が下落すれば中国を最大の輸出先とする豪経済への影響は大きいし、市場がリスク回避の動きを見せると豪ドル売りにもつながりかねない。
また改善の方向へ向かっているがギリシアの債務問題も同様に悪化した時はリスク回避=豪ドル売りに繋がる。この二つの要因が1月の高値である0.9328、86円18銭への道へ進むかのカギとなってくる。
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