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2010年3月11日 (木)

為替悠々95、出社に及ばず 秋分の日がカギ

「為替悠々95、出社に及ばず 秋分の日がカギ」

 介入がなければ、早朝のみならず日本の休日に銀行はその為に出勤することはない。役所が民間に休日出勤を強要することは今までもなかったが 役所と銀行の「阿吽の呼吸」で何故か介入はスムーズに 早朝、休日でも行われていたようだ。さて今週火曜日は早速祝日がある。今回はどうなるのだろうか。もし「出社に及ばず」とでもの示唆があればこれこそ驚きであり、ドル売りが出よう。注目の祝日だ。

しかし、出来高の数字が示すように、介入は市場にとって垂涎のお客さまだ。出来高が倍近くなる。相場の流れもわかり手数料まで手に入る。お客様は神様であり、何も言われなくとも出勤する銀行が多いのだろう。1985年プラザ合意も邦銀の休日出勤のドル売りから始まった。18年前である。

その模様は新潮社「1000日の譲歩」塩田潮やアイエスコム社「我々は外資に負けなかった」共著とともに拙著(東銀OB有志)に詳しい。18年振りの今週火曜日、銀行ディーリングルームは賑わうのか、閑散か。

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