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2010年3月 8日 (月)

為替悠々90、当局等 (介入技術に問題あり?) 代打榊原か

「為替悠々90、当局等 (介入技術に問題あり?) 代打榊原か」

(円売り為替介入が効かなかった時の話です)

 先週スノー財務長官が「強いドル政策を大統領と共有していること」、「ここ1年のドル下げを秩序ある下落としたこと」、「相場は市場に任せる」(米国は市場に任せているが日本は任せていない。介入ではなく規制で相場をゆがめている) と発言した。ここから介入の勢いがなくなったのだろうか、戻しが弱くなった。「幕末為替」以来、ドル円相場の主導権を握れない日本としてはまた従わざるを得ない。巨額の資金を使いながらドル円相場が反発を見せないことに対してはその相場操作技術も問わなければならない。同じ10億ドルを使って現在の介入のように静かに買う方法(おそらくブローカー経由)と、銀行から、直接100本、200本(1億ドル、2億ドル)と一気に買う方法とどちらがいいのか、同時に実験出来ないが、費用対効果では今までの介入のなかで一番成績が悪いのは明白である。 4万本(4兆円)使えるなら、俺がやればもっと上手く出来るというディーラーは多いだろう。 FRBやBUBAの介入額はごくわずかであるが効果は満点だ。

はでな介入で名をはせた「榊原チーム」に代打をまかせることも一案であろう。市場は結果第一主義であり、それは結果を問わない役所主義とは異なる。もったいないことはやってはいけない。特定の銀行に為替介入に絡む巨額の手数料収入を含む利益があがって銀行の収益改善につながっていると言えば効果は上がっているが。 代打「榊原」でも良いが 打てる人を打席に立たせるべきだ。松井でも打てなければ打順を下げられる。市場で社会主義戦法の野球をやってはいけない。打順とは実力順に決めるものであり、単なる年功序列という順番ではいけない。打てる人に介入を!

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