為替悠々84、これがプラザ合意声明その2
「為替悠々84、これがプラザ合意声明その2」
日本政府は、日本経済が主として国内民間需要増加に支えられた自律的成長局面にあることに留意し持続的インフレなき成長を確保し、外国製品の国内市場への十分なアクセスを提供し、また円の国際化と国内資本市場の自由化を行うことを意図した政策を引き続きとる。特に、日本政府は次の明白な意図を持つ政策を実施する。
1. 保護主義に抵抗、並びに外国製品及びサービスに対する日本の国内市場の一層の開放の為7月30日に発表した行動計画の着実な実施。
2. 強力な規制緩和措置の実施による民間活力の十分な活用。
((英語ではVIGOROUS DEREGULATION MEASURES とあるが 日本では規制撤廃でなく、何故か規制緩和となっている。この訳し方の間違いがそれ以降、規制が撤廃も緩和も出来ない原因なのだろうか。WEBSTERではDEREGULATIONはREMOVE REGULATION GOVERNINGとある。けっしてEASINGや緩和を意味していない))
3. 円レートに適切な注意を払いつつ金融政策を弾力的に運営
4. 円が日本経済の潜在力を十分反映するよう金融、資本市場の自由化及び円の国際化の強力な実施。
5. 財政政策は引き続き、国の財政赤字の削減と民間活力を発揮させるような環境作りという2つの目標に焦点を合わせていく。
6. 内需刺激努力は消費者金融及び住宅金融市場拡大措置により民間消費及び投資の増大に焦点を合わせる。
((G-5が問題となったノンバンクや住宅金融会社の設立、またサラ金の設立まで後押ししていたとは知らなかった。日本が住宅金融会社で金融危機に陥ったことをG-7はどう考えているのだろうか))
9月25日のG-7のステートメントが楽しみである。しかし過去の総括も入れてはどうであろうか。特に為替と貿易不均衡の関係についてレビユーしてもらいたい.14年前の貿易不均衡是正、財政赤字の削減目標はどこへ行ったのだろうか。
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