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2010年3月 3日 (水)

為替悠々83、これがプラザ合意声明その1

「為替悠々83、これがプラザ合意声明その1」

フランス、西独、日本、英国及び米国の大蔵大臣及び中央銀行総裁の発表(1985年9月22日)抜粋

18.大臣及び総裁は為替レートが対外インバランスを調整する上で役割を果たすべきであることに合意した。このためには、為替レートは基本的経済条件をこれまで以上によりよく反映しなければならない。彼らは合意された政策行動が、ファンダメンタルズを一層改善するよう実施され強化されるべきであり、ファンダメンタルズの現状及び見通しの変化を考慮すると、主要非ドル通貨の対ドルレートのある程度の一層の秩序ある上昇が望ましいと信じている。彼らはそうすることが有用であるときには、これを促進するように密接に協力する用意がある。

((声明は1ドル240円のときであり、1ドル100円になったが、日本の85年の貿易黒字は560億ドル、98年は952億ドルと逆に黒字は増えている。円に換算すれば同額であるが、けっして為替レートが円高になっても貿易収支には影響していない。一方米国は85年が1200億ドルの赤字、98年が2298億ドルの赤字である。一体為替レート、ドルが安くなるのと貿易不均衡とはどんな関係があるのだろうか。どう見ても、ドル安は米国の赤字を増やし、日本の黒字を増やす実績しか残っていない。しかし貿易不均衡を為替で調整する考えは改まってはいない。為替調整は机上の空論?))

 (続く)

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