為替悠々81、続出発点はプラザ合意の誤り」
「為替悠々81、続出発点はプラザ合意の誤り」
昨夜の80の続き
日本の円高は、規制の強さや既得権益層を守ることにより消費者が割高なコストを支払わされ、本来の消費が盛り上がらずISバランス(投資低調、貯蓄増下)を崩しているからである。 その円高を円売り介入で補うのも大変である。改革しないことのごまかしを 他でつくろわなくてはいけなくなる。旧体制を改めれば済むが それが出来ないので他国では見られない不況の円高となり、株安にもつながり、金利までも下げなくてはいけなくなる。出発点はプラザ合意で米国のいいなりになったことの誤りである。
輸入を増やさず為替(外貨)だけを人為的に円高にするので所期の貿易不均衡改善はまったく進まず、株、金利政策に悪影響を及ぼし、今度は人為的介入となってしまった。 雇用情勢の悪化(1980年代は2%台)もプラザ合意から引き継ぐ大きな意味での為替政策(すなわち規制強化)の誤りである。無駄なコストを日本は払い続けている。 ただ為替ディーラーにとっては変動が大きくなり収益チャンスが増えている。
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