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2010年3月30日 (火)

為替悠々118、Too Big To Move

「為替悠々118、Too Big To Move」

日本のように貿易規制、国内規制と補助金などで 歪められていない国は市場原理に任せて良い。ただ片方で歪められた規制市場(輸入)がある以上、もう片方ではその利益を受けられない人(輸出)の為に介入で歪めないといけない。自民党の続議員が選挙前対策とも思えるコメ補助金3000億円をぶちあげた。補助金は良い。でも補助金出すなら 外米は海外と同じ値段で買えるようにすべきだ。補助金を出して、値段もつり上げれば二重の保護だ。牛肉等は輸入もしないと言う。

 この規制のごまかしを繕うのが為替介入である。ごまかしは次のごまかしを呼ぶ。複雑化するのが好きな政府である。貿易や国内規制がなければ介入も必要がない。介入金額は「阪神の優勝」のような勢いで増えて半年で年間最高記録となった。でも介入の資金効率はどうなのうだろうか。これだけやれば10円くらいは上昇してよかったのではないだろうか。 手法に問題はないのだろうか。7兆円すなわち約600億ドルのポジションが増えた。 1円動けば600億円の損益が動く。でも信賞必罰がないから何も感じないのだろうか。介入運用も年金運用のように損の垂れ流しなってはいけないし生保予定利率引下げのような徳政令を適用してもいけない。 でも担当が代われば責任はどこかへ飛ぶのだろうか。以前民間銀行の為替ポジションは大手で1億ドルであった。財務省はその5千倍の5000億ドルをコントロールしている。 ポジションが大きくなればなるほど何も出来なくなり手も足も出なくなるのが 通常のディーラーの常識である。 不良債権、年金運用も同様。 Too Big To Fail (Move)。肥満児は動けない。

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