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2010年3月29日 (月)

為替悠々、115、輸出大国が輸入規制

「為替悠々、115、輸出大国が輸入規制」

 「米国の鉄鋼緊急輸入制限に対し昨日財務省は対抗措置をとることを決定した。超貿易黒字国がさらに黒字を増やす行動を行ってよいのだろうか。牛肉等の農産物のセーフガードも実施し、コメに500%もの高関税をかけている日本は黒字減らしに繋がらない行動に出た。」

海外からのモノを買わせない態度が為替市場を通じて紙(米国債)を輸入(=介入)せざるを得ない行為となる。消費者の利益は損なわれる。

さて為替相場であるが、 相場が急落した時は騒ぐがその後どのようなレベルでも止まれば解決したように思われてしまう。静かになった時こそ何故 円高になるのか、輸入が伸びないのか、変動相場は有用か、最終目的はユーロのような固定相場なのか、円高、円安のどちらが国益か、ユーロのような共通通貨に日本は加盟できるのかなども議論して欲しい。(けっして明らかにされない)ファンダメンタルズ基準に沿った相場が望ましいと言われるだけでは、曖昧である。

為替政策は介入で始まり介入で終わる。担当者も2,3年で変わらず長期的な議論をして欲しい。介入だけが仕事では寂しい。財務省も日銀も為替課であり、為替介入課ではない。

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