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2010年3月16日 (火)

為替悠々102、千代田区の為替、大田区の為替

「為替悠々102、千代田区の為替、大田区の為替」

米国と日本の関係は千代田区と大田区のようなもので、第三次産業と中小工業地帯だ。為替のレベルを変えてもしようがない。大田区が沈むだけだ。片や千代田区は第三次産業や税金、公的資金で収益を上げたりする。その収益の一部で大田区から輸入する。全体的に儲かっているので口うるさく文句はいうが為替などたいしたことではない。 大田区は収益は千代田区への輸出だけなのでこれは円高で確実にやられる。 しかし当局はもっと円高にすれば 大田区から工場が千代田区へ移転する夢(妄想)で円高を支持してきたのではないか。漸く 最近はこれ以上の円高を阻止する動きが出てきた。しかしそのレベルはまだまだ円高圏内であり、このような消極的な体制では大田区(すなわち日本)を生殺しにするようなものである。 

 欧州は究極の安定相場である固定相場にした。域内各国間でそれほど大きな問題は起こっていないようだ。 日本はよく相場の安定を望むというが、変動相場制をとりながらおかしなものだ。

ファンダメンタルズに沿った相場ともいうが何を比べているのか不明瞭だ。目指す物価、雇用統計なら さかのぼればさかのぼるほどいい数字が出ているが、其の時はもっと円安だ。為替政策は不明瞭だし、GDPの10%超の使わない外貨準備が残ってしまった。 

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