ジャカルタ総合指数 1週間で4.1%上昇
3月26日のアジア株終値と今週1週間の騰落率です。
ジャカルタ総合指数は、08年1月15日以来の高値となりました。同指数は、今週1週間で4.1%上昇しています。
下落したのはタイのSET指数のみ。タイでは、タクシン元首相支持派団体の反独裁民主戦線(UDD)が、明日27日の朝からデモ行進を行うとしています。
中国株は、上海総合指数が1.34%、ハンセン指数が1.32%、H株指数が1.24%上昇。
中国では、大手銀行の増資が相次いでいます。昨日(25日)は、時価総額で世界最大の中国工商銀行が37億ドルの資金調達を発表。中国銀行や中国交通銀行、中国招商銀行などが増資計画を発表しています。
その中国では、4月16日から株価指数先物の取引が始まると中国金融先物取引所が発表しました。今回導入されるのは、全A株のうち時価総額と流動性の高い300銘柄で構成されるCSI300指数の先物のようです。
先週の金曜日には、中国の証監会が、国泰君安証券、国信証券、中信証券、光大証券、海通証券、広発証券の6社に信用取引の試行資格を認可したと発表しています。株価先物指数の取引開始といい、試験段階とはいえ信用取引の導入といい、中国本土の証券市場は大きく変わっていきそうです。
とはいえ、年初からの騰落率ではマイナスとなっています。上海総合指数は-8%、ハンセン指数は-5%、H株指数は-7%です。
ちなみに、年初からもっとも大きく上がっているアジア株はインドネシアのジャカルタ総合指数で+11%、次いでタイのSET指数で+7%、フィリピン総合指数が+4%となっています。ジャカルタ総合指数、大健闘中です。
そのジャカルタ総合指数を上回る上昇を続けている市場がありました。大証ヘラクレスで、なんと年初から11・5%上がっています。マザーズ指数も7%弱、ジャスダック指数も7%超の上昇です。日経225も2.5%上がっています。灯台もと暗しとでもいいましょうか。目先は、他のアジア株に比べて出遅れ感のある日本株投資という選択肢もありだなあと思う今日この頃です。
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