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2010年2月15日 (月)

今週の豪ドル相場:津田

(豪ドル日足)
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(豪ドル円日足)
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先週の豪ドル相場
先週のレンジ AUDUSD 0.8614-0.8920 AUDYEN 76.82-80.47

先週は豪ドル、豪ドル円共に300-400ポイントの大幅上昇となった。週初はギリシャ初め南欧諸国の信用不安問題からのベアセンチメント継続して、豪ドルは86セント台前半、76円台まで下押し。しかしその後はEU首脳会議で何らかのギリシャ救済策が出るのではないかとの思惑から、世界的に株価も持ち直し、久しぶりにリスク選好の動きもみられた。EU首脳会議の結果より先に市場を驚かせたのは木曜日に発表された1月豪雇用統計。市場予想を上回る非常に強い内容に、発表前に21%だった3月利上げ観測は一気に50%まで上昇。発表直後に豪ドルは0.8795から0.888078.75円から79.85円と100ポイントの急上昇となった。また降雪で遅延したバーナンキFRB議長の“出口戦略”を巡る証言内容では準備預金の金利引き上げや、準備預金の吸収手段を今後講じ、その後は利上げを行うと言う道筋がある程度明らかにされ、金利先高観から米ドルが買い戻される局面もあった。木曜日のEU首脳会議でギリシャ救済で合意がなされたものの具体策は来週に持ち越されたことから調整売りで小緩んだがほぼ高値圏での越週となった。

今週の豪ドル相場
今週のレンジ0.8750-0.9050 AUDYEN 78.50-81.50

豪州雇用統計の大幅改善については、ラッド労働党政権が昨年後半から海外からの渡航者に対するアカウンティング、調理師、ヘアードレッサーの3技能職種のビザ発給を厳しく制限している点が一因と思われる。国内雇用防衛が目的であるが、この政策変更の結果を差し引いても、主要国中豪州の労働状況の良さが再認識された訳で、3月に向けて再び利上げ観測が高まろう。何度か指摘しているようにPIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)の財政赤字問題は世界金融危機に端を発しており、今後景気が回復すれば赤字が改善されよう。問題はそれまでに債務不履行(デフォルト)を宣言する国が出てくるかどうかであるが、そこはユーロ運命共同体の相互ほう助が働こう。国内経済面では目玉の雇用統計の発表も終わり、来月32日のRBA理事会が次なる焦点となる。国内面での好材料はある程度織り込み済みとは言うものの、EU問題がこじれない限りは足元豪ドルの押し目買いが強まる展開となろう。約1ヶ月続いたアセット市場/豪ドルの軟調相場であるが、市場もそろそろ売り疲れてきた頃であろう。景気下降局面におけるベアトレンドとはいささか異なっており、3月にかけて底固めに入るものと思われる。

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