元ディーラーの鍼灸師、呑気堂健康迂話、花粉症
「元ディーラーの鍼灸師、呑気堂健康迂話、花粉症」
数日暖かい日が続いていよいよ春の兆しが見え始めたが、再び寒気団の南下を受けてすっかり真冬の寒さに逆戻りである。旧暦ではようやく新年を迎えるところであり、日々の変化もまだまだ三寒四温とまではいかず、一進一退の日々が続くだろう。しかし、冬きたりなば春遠からじである。気配を感じながら、日々穏やかに過ごしたい。
さて、寒の戻りで一服気味の花粉症について、いま一度おさらいしておきたい。せっかくの春のこころよい季節を、ぐずぐず過ごしていてはもったいない。参考までに過去に掲載した花粉症関連の文を付記しておく。
「花粉症プレヴュー」
「いまできること」」「春はすぐそこに」
まず、左の肩甲骨の可動性を取り戻す。①左手を挙げて、右手の親指を脇の下にあてる。②そこで肩甲骨の縁を探る。③探りたあてたら斜め上方(後頭部に向かって)に軽く押し上げる。④その際には、左手を右肩に添えて軽く体幹のほうに押さえ、右肩が前に出るのを防ぐ。⑤そのままの肩甲骨の状態で手を離して、その姿勢を三十秒保つ。
続いて、後頭部の中央付近の骨の出っ張りの付近に中指をあてて、じっとしている。その骨の中心部を感じるような気持ちで触れているとよい。なお、蒸しタオルで温めるのも効果がある。
花粉症は、一年がかりで改善していくものとする考えがベースにある。このため、今季のみちがえるような改善は望めないかもしれない。しかし、症状の緩和には役立つのであらためて思い出して実践していただきたい。
花粉症によって労働生産性が低下することは、日本国経済にとって相当のGDP押し下げ圧力として働いていることは間違いない。政府の支出はいつまでも続かない。しっかりと自己を確立して、それぞれが最大限の活きる力を発揮できるように調整しよう。
これをきっかけに、自己の身体をみつめて、自身で改善策を施すという習慣が身に付くとすれば、花粉症もそう憎むべきだけのものではないということになる。
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