NZ国内要因は改善するも外部要因弱し
「NZ国内要因は改善するも外部要因弱し」
*昨日発表された2月NBNZ企業信頼感(前回38.5→50.1)は大きく改善した。
*今朝は1月貿易収支が2.69億NZの黒字となり予想の1.0億NZドルの赤字から改善した。
*また1月住宅建設許可(前月比)は予想の+2.2%より大きく減少の-2.8%となったがアパートを除くと0.7%の増加であった。
*今朝発表されたAIR NZやオークランド国際空港の決算は強かった。
*財政赤字も縮小傾向であり失業率悪化や小売売上減少など悪い話ばかりではない。
以上内部要因は改善しつつあるも先ほどの米中古住宅販売が悪化して米株価が下落するとリスク選好からの回避でNZ円の売りとなる
*ボリバン下限で60.87
*5日線は下向きへ
*2月5日-9日の上昇ラインも下抜く
*1月14日-19日の下降ラインは上抜きこれがサポートに転じている
*売りはない
*買いは61.0で中
*損切りはない
(材料)
*失業率悪化で中銀の予想する年央の利上げのシナリオ変わりなし
*CPI、小売売上、住宅も弱い
*他の明るい材料は財政赤字の縮小
*イングリッシュ財務相は「NZドル高は輸出に打撃を与え、景気回復にとっては逆風」「NZの成長率見通し、華々しいものにはならないだろう」などとコメントした。
(予定)
3月8日(月)4Q製造業売上
11日(木)政策金利
12日(金)小売売上
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