為替悠々78、レートチェックって何だろう
「為替悠々78、レートチェックって何だろう」
東京市場ではめったに聞かれない報道だ。私も一度も体験したことがない。当局の方に聞いてもわからないと言う。「タイム ショック!」のようにいっせいに当局が銀行に電話して「レート チェック!」とでも言うのだろうか。
私が為替を始めたころはモニターの普及も十分ではなく顧客によっては相場は銀行に聞かないとわからないところもあった。その一世代前では銀行にもモニターがなくブローカーの出会いだけが頼りであった。ドル円ならいざ知らずポンドドルなど聞かれようものならまずは一服吸う。そしてファンダメンタルズやティッカーという電信で送られてくる気配値を参考に、ドルマルクの価格をもとにして数分後に「WE DEAL 2.20 25-30」とか打つと相手も良心的で「YOUR BIG FIGURE IS WRONG、NOW...」(大台が違ってますよ)と返答される。紳士の仕事であった。
そんな時はレートチェックも必要だったが、今は当局もモニターあり、ニュースソースも豊富であり、5銭でも動くと銀行が「御注進」、「御注進」と「○○が売ってますよ、買ってますよ」とやってくる。
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