元ディーラ-呑気堂、不要物の処理
「元ディーラ-呑気堂、不要物の処理」
日々の心がけのことを、古人は「日用心法」と言った。起臥、飲食、生活態度、思想、行動において、天地自然の法則に則り、また、自ら得心したことを日々実践して心身を高めた。日用とは毎日作用するということである。この欄は、私が実践していること、もしくはかつて実践していたこと、さらに自ら試してみて現代生活に適していると納得したことを紹介していく。ぜひ活用されたい。
冬の時期は、なんとなく外に出るのも億劫で、すべてにおいて滞りがちになる方が多いと思うが、それはまたそれで自然である。しかし、暦のうえではすでに春の兆しの段階に差し掛かっており、身体はすでにその準備を始めている。具体的には冬に備えて蓄えていたものや、冬によって滞ったものを吐き出さなければいけない。 健康的なこころと身体をもってすれば、この排泄行為は自然に任せておけばすんなりと通ってしまう。であるからして春はなんとなく気持ちがいい。心地もいい。しかし、これが上手に処理できないとなると、身体に残ったままで時として変な方向に向かって爆発する場合もある。春に変質者が多いから気をつけなさいなどと子供のころに親に言われた記憶はないだろうか。 そこで、身体のなかにある余分なもの、あるいは季節的に余分になってしまったものを身体の外に出さなければいけない。花粉症も不要になったものをうまく処理できない結果ともいえる。繰り返しになるが、健康体であれば身体が勝手に処理してくれる。しかし、平素から滞りが慢性化している人にはひと工夫が要される。 特に氣が滞っているひとは、身体のなかに瓦斯がたまって、氣も血も流れがスムーズに営まれない。特に下腹に瓦斯がたまっていると冷え、神経痛、血圧亢進など、原因不明といわれ明確な対処法が確立されていない不定愁訴に悩まされる。 これには、陽池と中脘の経穴(つぼ)へのお灸が効果的である。陽池は手首をそらせて薬指に伸びている腱と手首の横紋が交差するところ、中脘はお臍と鳩尾の中間にある。これにて下腹にたまった瓦斯を一掃して、なんとなくすっきりしない状態から脱却していただきたい。ちなみに、慢性的な病状には灸、急性的な痛みの解消には鍼が効果的である。 http://nonkidoh1.exblog.jp/ |
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