陥りやすいやられパターン:津田
---------メルマガ”Joeの豪ドル道場”より--------
<懺悔の部屋>―過去の失敗から学ぶもの―
(心理面、技術面、チャート分析の3点より)
(その百八十八)陥りやすいやられパターン(技術面)
何度か言ったが私は銀行のディーラー時代から今日のデイトレーダーに至るまで、概して取引量は他のディーラーより多かった。したがって調子のいい時は収益が伸びるが、調子が悪くなっても、自制して取引量を絞るテクニックを持たなかったので(アホなので?)、損がかさんでロスカットリミットをオーバーすることも結構あった。自分のヤラレパターンで一番かつ圧倒的に多いのが、最初のトレードでつまずき、または大玉を食らったり、経済指標が自分の予想と正反対が出たりして最初に大きく負けが先行し、それを取り戻そうとしてドタンバタンと売ったり買ったりの取引を節操無く繰り返し、傷口が大きく広がるパターン。これは先日紹介した“天才ディーラーKさん”の全く正反対を行く愚行である。つまり通常の利食い/損切りにより、たとえ損切りが運悪く付いたとしても、そのやられは単発的であれば致命傷にはならない。というかならないように損切りオーダーを設定する訳だ。しかし負けを取り戻したい一心の“リベンジトレード”は感情の部分が移入している場合が多く、相場を見る目にバイアスがかかるのだ。通常手負いの獣は、弱肉強食の世界にあっては、いい餌食にされるのが関の山。最近年を取って、枯れたというか“リベンジ心”がかなり希薄になってきたことが、かえって自分の一番の欠点を覆い隠してくれているように思える。
ではでは
ジョー
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