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2010年1月 5日 (火)

「為替悠々7」

「為替悠々7」

ではチャート分析はどうだろうか。まず数が多い。これだけ多いうのはどういうことかと言えばまず確かなものがないということだ。ゴルフでドライバーの苦手な人はドライバーがパターの苦手な人はパターがゴルフバッグに数多く入れてあるようなものだ。もちろんその有効利用法はあるのだが。

 一番裏切らないのは需給分析のようだ。極めて単純でリンゴが10個あってそれを100人の人が欲しがれば値段は上がるし、3人しか欲しい人がいなければ値段が下がる。りんご自体の味(いわゆるファンダメンタルズ)は二の次だ。

 為替相場も同じではないだろうか。ドルの売り手が多ければ下がるし、買い手が多ければ上がる。

 需給分析とそれに基づくデータの見方を中心に話を進めたい。もちろんその過程としてのファンダメンタルズの知識の拡充やチャートの効用も無視するものではない。

朝日新聞のスポーツ欄で女子プロゴルフで新鋭北田が豪腕福島の争いを制したことを称し、「ドライバー イズ ショー パット イズ マネー」とあった。心に響くものがあった。 「ファンダメンタルズ イズ ショー 、ジュキュー イズ マネー」これが為替だろう。株や金利と違う為替の極意である。

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