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2010年1月25日 (月)

為替悠々36、ID為替とは、その2

「為替悠々36、ID為替とは、その2」

データ&心理面を合わせ取引するのは面白い。野村監督は江夏投手に満塁でツ
ースリーでわざとボールを投げさせた。打者の心理のデータ分析だろう。そのような
ワクワクする為替取引はやめられない。マドリッドのテロ事件後のドル売りも心理対
心理や心理対需給の戦いである。

 もちろん長島さんのように天性のカンで「上がりそうだから買った」「下がりそうだか
ら売った」で自由奔放に気の向くままにやて儲けるのことができれば幸せであるが、
凡人は才能以外で努力して勝たねばならない。
 
為替の師匠としてID野球の野村監督を参考にしているがもう一人の師匠がいる。それが本間宗久だ。本間宗久の本間家は酒田の豪商で本間光丘は18世紀の半ばに北前船交易による商業活動や金融業でのし上がり庄内藩の財政再建にも携わった。 本間宗久は光丘の兄で米相場の神様と言われた。宗久の米相場での戦いぶりは常勝不敗、変幻自在な仕掛け、徹頭徹尾理性に貫かれた相場道の確立で相場の神様と讃えられ「出羽の天狗」との異名をとった。

上の唄は「酒田照る照る、堂島曇る、江戸の蔵米雨が降る。本間様には及びもないがせめてなりたや殿様に」で当時の本間家の権勢、羽振りが偲ばれる。宗久の戦法はデータを集積し、作柄の豊凶など需給分析を重視する。テクニカルの始祖。 本間宗久三位伝は小生の為替の教科書である。 本間三位伝こそID米相場である。

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