為替悠々32、出来高と為替相場など
「為替悠々32、出来高と為替相場など」
「出来高と為替相場」
出来高が急に増加すれば、大きな需給を示すので、その内容をヒアリングでも良いのでチェックする。例えば輸出が大きく出たときは、その近辺のレートがポイント、抵抗として残る。
「月のクセは重要」
過去10年間では7月はドル上昇が8勝2敗だ。また6,8月は4勝6敗である。
7月がドルが上昇しやすい理由は明瞭ではない。もちろん経常黒字が7月にとくに落ちこむことはない。資本収支のなせるワザだが季節的にはボーナスが絡む外国債投信の設定だろうか。あるいは米国の6月30日中間決算のリパトリの余韻か。
月の特徴はかなり意識している。上げ下げだけでなく、ヒゲが長いとかも気にしている。(これは数年前のコメントです)
「素直さを保つ為には」
相場には素直にならなければならない。相場の動きと逆のポジションをもってはいけないことは誰もが認めることだ。しかし先人の中では「相場は我慢、忍耐、根性」と教える人もいた。また損金になればそのポジションを「金庫に入れる」といって引きなおし(時価会計)からも外すことも出来た時代もあった。資金が豊富にあれば耐えることも出来た。日本人はドルショートが好きであったがプラザ合意の前に200円程度でドルショートを持ち260円まで耐えれずに新聞に出るほどに大きな損をした人もいたが、資金量にものをいわせ、その後の200円割れまで耐えぬいた人もいる。
素直になる方法はいろいろあるがポイント&フィギュアーの3枠転換のルールに従うことだ。イントラデイでも日足、週足、月足でも良い。アゲンストでも3枠の損にしかならない。3枠変化すればポジションを切るかひっくりかえせば良い。
また移動平均線の向きも利用できる。それも資金量によって異なるが5日線でも、10日線でも何でも良い。向きが上はドル買い、下は売りだ。平均線がクロスするよりも向きを重視する。
チャートはいろいろあるが、そのルールに従えるかどうかは極めて人間的だ。「我慢すれば、根性があれば、忍耐だ」などの言葉との戦いだが、日本人は勝負も遅く忍耐強い人が多い。外人は勝負は早いがルールには従うようだ。
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