為替悠々28、テクニカルP&F
「為替悠々28、テクニカルP&F」
一度 3人か4人で24時間ポジションを回そうということになったり、海外支店とリレーしようということになったり、傲慢にもブローカー諸氏に任せようともなったがすぐ立ち消えとなる。
単純なシステムトレーディングである。これくらい開発してくれればいいのにと思う。自動的に売買するだけだ。 ひっくり返すのも簡単であろう。EBS(電子ブローキングシステム)とタイアップして作って欲しいものだ。
注意点としては経済指標や 要人発言で相場が飛んだときにプライスが取りにくいことだが、確率的には低いのでそれについて議論する必要もない。
最後はこの手段があるから、普段は人間的に感情を押し殺さず思うがままに取引している。
感情を抜いて確率の高いチャートでやるのが良いのか、人間として生まれた以上 煩悩のおもむくままにそれなりの知性を振り絞ってやるのがいいのかは個人の好みであろう。
しかし 24時間ポイント&フィギュアーディールは必ず儲かるのである。最後の砦だがそれをやる気力と体力、辛抱力がなくなってきた。 若い人はやれば良い。儲かるけど面白くない。しかしトレンドを外さないで苦しいポジションは持つことはない。体力、気力ディールだ。
流れに反するポジションを持つことを古今東西の為替指南書は戒めている。で
も流れとは何かということは指示してくれない。同様に「為替はファンダメンタルズ
に基づいて動くべきだ。」と言われるが何がファンダメンタルズの指標かは明らか
にしない。元財務官の黒田氏も著書でそう語っている。不親切な指示にディーラ
ーは悩む。
トレンドラインを引けばとも言われるがかなりトレンドが出てこないと引けない。
やはり簡単でかつ重要なのはポイント&フィギュアーの○×の向きだろう。
デイトレーダーならイントラデイのものを、やや長期なら日々の引け値を基にした
ものでよい。(私は○が上げで、Xが下げと約束事にしているが、日中でも、長期
でも○がついている時はロング、Xはショートにしている。)
素直に従えば、儲けは多く、損は3枠転換を採用しているなら3枠分のみだ。チ
ャートを中心にディールをしている人なのにこのような基本を踏み外している人が
多いものだ。
また突発的なニュースで値が飛ぶこともあるが、素直な○、Xに従っていると自己
のポジションにフェイバーな方向で値が飛ぶことが多い。
上がっている時はロング、下がっている時はショートを持つことの基礎を示すもの
がポイント&フィギュアーである。まったくローテクであるが役に立つ。しかし感
情、意地、生半可なファンダメンタルズを持つ人には使いにくい。
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