為替悠々27 テクニカル
「為替悠々27 テクニカル」
外国為替のチャートは無数にある。数限りなくあるということはあまりあたるものはないということだ。ゴルフでドライバーを多く持つ人はドライバーが苦手であり、パターを多く持つ人はパターが苦手である。チャートが数限りなくあることはそれが不確かであることを物語っている。将来を見通すにはチャートには疑問があるが、現在の相場の位置や相場の管理、取引の規律には役立つし、時々出るチャートそれぞれの形のパターンからは次の動きを示唆するものもあろう。
外国為替のチャートとして生まれたものは少ない。より古い歴史のある商品相場や株式相場で生まれたチャートをそのまま応用している。チャートにもかなり複雑なものもあり、さらには星占い、高島暦のようなものもある。私もすべてを検証したのではないが、自分で検証し為替取引に役立つものを以下の通り取り上げた。友人、知人が試していて実績の上がっていないものは省いた。また為替は24時間取り引き出来る市場であるので1日1日のオープン、クローズというのも正確さを欠くものでありその辺も他の市場のチャートの扱いと誤差を生んでいるものと思われる。
「ポイント&フィギャア」 PFの効率
○×に素直に 「最後はポイント&フィギュアーに張り付こう」
個人的には為替の取引を 「需給、ファンダメンタルズ、無駄を省くための各種チャート プラス 勘、感情、煩悩」を使っているが、最後にどうしようもない時は 単純にポイント&フィギュアーに頼れば良いと思っている。 まだ幸いにもそこまで頼らなくても良い状態だ。しかし ポイント&フィギュアーが本当に儲かれば最初からこれ一本でやればいいのだがやっていない。あまりにも機械的な儲け方に抵抗があるのだろうか。
ニューヨークで為替を始めたので、ドルが上がるときが○で 下がるときが×としている。三枠転換で 30銭動けば ○か×をつけはじめ 動きが逆になり30銭動けば反転して、○なら×に、×なら○に変える。私は短気なので銭の単位を四捨五入してつけている。 極めて単純な線である。
○の間はロングを続け、×になればドテン売りこす。再び○になればドテン買い越す。エンドレスゲームだ。その形を見てヘッド&ショルダーとか、フラッグとか言い、私もC型罫線という形を発見しディールに生かしている。24時間このグラフの繰り返しで売買し、反転すれば倍返しするとかなりの収益になる。シミュレーションしてもらいたい。最近はやっていないが以前ドルマルク5本(5百万ドル)で月1億円ぐらいの収益になったはずだ。
長所はトレンドには絶対逆らわないことになるし、利益の幅もかなり拡大できる。短所は狭いレンジで行ったり来たりの相場では収益が上がらない。(しかしそんな時は誰でも儲けにくい。)
大相場は必ず取れる。しかし24時間やらないといけない。もちろん時間を区切ってやってもよい。 銀行のディーラーはこんなことをやらなくてもいろいろ楽に儲かる仕組みがあるのでやらなくてもよい。
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コメント
ドル円の朝10時からの時間別の推移は90.59、90.58、90.47、90.39、90.46、90.50、90.62、90.40、90.61、90.80、90.84となっています。P&Fは90.39で反転しているわけですが、その後に買うのは、30銭上向きが確定した19:00の90.80でしょうか。それとも、時間とは関係なく、90.39となった90.69でしょうか。
投稿: 有馬小太郎 | 2010年1月19日 (火) 22時09分