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2009年12月 8日 (火)

豪ドルリポート

「豪ドルリポート」

「本日の外為どっとコム社南十字星の一部です」

本日夕刻に豪中銀スティーブンス総裁の講演がある。10月から3カ月連続利上げをしたことを詳述してくれるだろう。この後は2月まで政策決定会合はない。下記の豪中銀理事も買っているように中銀のコメントはいつも強気である。豪中銀副総裁はサブプライム問題は北半球での事件であり豪には影響がないとまで言い切った。

 今年は世界の景気回復で、特に中国を中心に豪資源への需要が強くそれに支えられ豪経済はいち早く回復した。夏ごろから世界各国で異例な財政刺激策や金融緩和を停止するいわゆる出口政策が語られ始めたが実際にその政策を実施したのは豪だけであった。

その中でインフレも落ち着いており質のいい成長となっていたが、少し懸念が出始めている。

 インフレがインフレターゲットである1%から3%のレンジ内へ上昇し底打ち感が出てきたこと。豪以外でも欧米で出口政策が語られ株価が下落し始めていること、米雇用統計大幅改善でドル高となり金など資源価格が下落し今までの豪ドル強調推移のリズムに若干変調をきたしている。また最近の経済指標もすべてが強くなく弱いものが出てきている。

10月住宅建設許可件数(前月比)が-0.6%(9月+2.7%、予想+2.0%)と弱く、また11AiG製造業指数も51.21051.7)と弱かった。昨日は3Q企業利益が前期比2.1%低下した。10HIA新築住宅販売は-0.6%となった。設備投資が悪化、景気先行指数も伸び悩んだ。

これまでのような豪ドル独歩高とはならなくなるだろう。もちろん他国と比べれば上位の強さはあるが。

 特別な需給情報としては東京電力が米資源大手シェブロンなどが進めているオーストラリア西部の液化天然ガス開発事業で、11.25%の権益を取得したと発表したこともいずれ買い圧力となる。 金額は推定3000億円である。

1210の雇用統計も注目したい。

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