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2009年12月 1日 (火)

通貨危機15、アルゼンチン通貨危機その2

「通貨危機15、アルゼンチン通貨危機その2」

1980年に入ると、軍事政権が国民感情の高揚を狙ってイギリスとの係争地フォークランド諸島を軍事占領するが、イギリスの反撃に破れて敗戦し、国情はますます悪化した。89年には年率5000%という超インフレに襲われ、商店の値札が毎日値上がりする状態になった。

 しかし1990年代になると、アルゼンチンは一転して息を吹き返した。行き詰まりを打開できたのは「冷戦終結」という時代の転換にうまく乗ったためだった。1989年に就任したカルロス・メネム大統領は、関税を下げて貿易を自由化し、国営企業を民営化し、投資制限を解除して海外からの資金流入を増やし、政府による経済規制を減らして市場原則に任せるという「経済自由化」を行った。 これは冷戦の勝者となったアメリカが「グローバル・スタンダード」として世界に広げていった経済体制で、アルゼンチンはいち早くその体制に転換し、90年代前半には年率8%近い高度経済成長となった。(続く)

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