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2009年12月31日 (木)

老いてこそ人生、 石原慎太郎、幻冬舎

「老いてこそ人生」 石原慎太郎、幻冬舎

 著者の行くジムには何人かの常連がいて行くたびに顔を見ないことがない。

ある人は食中毒で入院した時に医者に嘘をついて一時退院しジムで日ごろのメニューを死ぬ思いでこなして病室に戻ったそうだ。またある人は鞭打ち症にあいながらも日々筋トレをやっている。

 著者は肉体へ妄執、肉体ノイローゼと言わず賞賛している。その空しくもある試み、戦いの中でこそ保たれるもの、その試みの中でこそ体得される肉体に関する不条理な条理、つまりそれこそ人生の味わいに他ならないとしている。

 肉体への強い意識を抱きながら肉体の老いとの戦いに必ず破れていく人間に与えられるものは気力を含め真の成熟など有形無形計りしれぬほどの多くのものがある。

(よくわからないがジムへ日々通うものとしてはなんとなくそんなものかとも思う)

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