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2009年12月30日 (水)

利上げをしないNZが強い理由

「利上げをしないNZが強い理由」

 10月から3か月連続0.25%ずつ政策金利を引き上げて3.75%とした豪ドルに対しNZドルは2.5%で据え置いたままであるが、NZの為替相場は強い。

 ひとつには長期金利は豪ドルより若干高い6%前後にあるからだ。

世界中の投信などの運用ではオーバーナイトの2.5%で運用するのではなく長期債で運用するのでNZを買うこととなる。

NZ当局の悩みもそこにある。短期金利を引き下げても長期金利が高止まりしているので住宅ローン金利の引き下げ効果がでてこない。時々政府が銀行に住宅ローン金利を下げろといっているが無理な話である。

 豪同様にNZで住みたい人が多く、住宅需要が活況を呈しているからだろう。ただ移民へのハードルは豪よりも高い。誰でも移住させるわけではない。

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