小沢党首事情聴取、JALなど
「小沢党首事情聴取、JALなど」
年越しの問題のうち
*小沢党首の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題では小沢氏から任意で事情聴取することを検討しているもようだ。
(時事通信)
*また資金繰りが苦しくなったJAL問題は31日、1月中旬までの間、政投銀による無担保無保証の融資枠拡大により対応することで合意した。
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「小沢党首事情聴取、JALなど」
年越しの問題のうち
*小沢党首の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題では小沢氏から任意で事情聴取することを検討しているもようだ。
(時事通信)
*また資金繰りが苦しくなったJAL問題は31日、1月中旬までの間、政投銀による無担保無保証の融資枠拡大により対応することで合意した。
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「金融初詣はここ、悩み解消はここ」
①日本株= 兜神社 東証そば。 東証の立派な建物の割には小さく地味。日本株低迷から抜け出すには東証ももう少し神を大事にして欲しい
②為替=泉岳寺 日本初の為替ディーラー、横浜の父、日本易学の祖である高島嘉右衛門のお墓がある
③相場全般&米相場=隋徳寺、酒田の本間宗久のお墓がある。上野
④商売全般=中華街関帝廟 商売の神様関羽が祭られている。もちろん中国株も
⑤海外投資=中華街媽祖廟 海の神様、女性の神様
⑥海外投資2=横浜山手の教会はどうでしょう。ロシア株なら駿河台のニコライ堂。
⑦それでも悩みがある人=中華街の占い師、いつも混雑しています。どんどん増えている。価格競争も激化し安くなっています。1000円を切るところも。数多くあるのでセカンドオピニオンから10TH(テンス)オピニオンまでいくらでも聞けます。ただ日本易学の祖高島様は「占いは売らない」といってお代はとらなかったようです。
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「今日は仲値取引はありません」
「今日の仲値取引と銀行とFX会社」
*日本の銀行がお休みなので決済不能で仲値取引はありません
*仲値は原則当日物(当日に資金受け渡し)
*トラベラーズチェックなどの売買は行われます
*平日もスポット取引(2営業日後の受け渡し)のように資金の受け渡しに時間的な余裕がないので仲値に基づく取引は午前中に集中します
*アジアのディーラーも仲値でドルが上がりやすいのでパブロフ犬のように午前10時まではドル円を買うことが多い(実際は仲値がなくても)
*なにも資金受け渡しに忙しい仲値を使わずにスポットでやればいいのですが、やはり仲値といわれるベンチマークが必要なのでしょう
*ただ公式に特定銀行による独占的仲値制度(日本で一つの仲値)は1990年に廃止されて現在は個別で仲値が決められています(ところが実際は東京三菱銀行の仲値を採用している銀行が多い、多種多様な先物相場なども計算してくれているからだろう。また取引先も東京三菱の仲値でやってくれと希望するところが多い)。
*東京市場の為替は仲値決定時間前後が一番出来高が多くなる
*仲値で不足500本というのはネットの数字で、詳細は売りが3000本買いが3500本といったところだろう。すなわち3000本の部分はドル円なら2円ノーリスクで儲かるのである。
ドル円なら約60億円の差益となる。ドル円だけではなく、ポンド円なら8円、ランド円なら6円とる。
*銀行にとって仲値ビジネスほどおいしい商売はない
ランド円6円の差益を一瞬に、いやドル円も2円の差益を一瞬に稼いでしまう。
*それを考えるとFX会社の手数料は神様である。でも銀行が赤字になるなんていったいどうなっているのだろう。
なぜ仲値にこんなに詳しいかというと、1980年代に仲値を独占的かつ恣意的に決めていたのも、90年に一転廃止を進言したのも私だからです。
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「今日の焦点、米失業保険申請」
楽しい仲間達のブログ情報=今日は津田さんのオセアニア情報です
9 豪 11月民間信用
16 英 12月住宅価格
17 香港11月財政収支
22 米 失業保険申請件数
24 米 ミルウオーキーPMI
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「先ずは数字、原油とパラジウムは高い」
*米株=シカゴPMI上昇で上げるも調整売りで小幅高で終わる
*中国株=引き続き指数先物と信用取引開始思惑と12月の銀行貸出増加で上昇
*米債券=7年物入札予想より悪化せず上昇、利回り低下
*原油=在庫減少と低温観測で上昇
*貴金属=パラジウムだけ上げる。金や他貴金属はドル上昇で下げる
*穀物=利食い売りで小反落。ただ大豆は中国の需要、コーンは天候不良で買い要因あり
12月29日 | 12月30日 | 差 | |
原油 | 78.87 | 79.28 | 0.41 |
金 | 1098.10 | 1092.5 | -5.60 |
CRB | 283.73 | 283.63 | -0.10 |
ドルINDEX | 77.86 | 77.91 | 0.05 |
コーン | 417.00 | 413.75 | -3.25 |
大豆 | 1047.00 | 1044.5 | -2.50 |
銀 | 17.12 | 16.81 | -0.31 |
パラジウム | 383.00 | 389 | 6.00 |
プラチナ | 1460.00 | 1452 | -8.00 |
JGB | 1.30 | 1.285 | -0.01 |
米10年債金利 | 3.80 | 3.791 | -0.01 |
米30年債金利 | 4.64 | 4.613 | -0.03 |
米株個別 | |||
フォード | 10.11 | 9.99 | -0.12 |
グーグル | 619.40 | 622.73 | 3.33 |
シティ | 3.37 | 3.32 | -0.05 |
VISA | 88.02 | 88.14 | 0.12 |
ボーイング | 55.21 | 54.96 | -0.25 |
NYDJ | 10545.41 | 10548.51 | 3.10 |
ナスダック | 2288.40 | 2291.28 | 2.88 |
上海総合 | 3211.76 | 3262.6 | 50.84 |
FTSE | 5437.61 | 5397.86 | -39.75 |
DAX | 6011.55 | 5957.43 | -54.12 |
日経 | 10638.06 | 10546.44 | -91.62 |
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2010年豪ドル見通し
30 December 2009
(豪ドル米ドル)
(豪ドル円)
(米ドル円)
(ユーロ米ドル)
(NYダウ)
(金)
1.2009年の豪ドル相場レビュー
本年のレンジ AUD USD 0.6262 (3/2)- 0.9426 (11/16), AUDYEN 55.56(2/2)-85.32(10/23)
本年の豪ドル相場は、一言で言えば“激動の2008年世界金融危機による大暴落の後の回復の年”であったと言える。しかしこれは豪ドル相場のみならず、上チャート:ユーロ、株(NYKダウ)、金価格などほとんどのアセットの動きに共通しているものであり、唯一例外は下落基調を強めた米ドル円の動きであろうか。さて豪ドルは2月から3月の底値圏で62セント台、55円台の年間安値をつけたが、4月以降上昇に転じ、6月~8月には77セント-84セント、70円-82円の中段保合を形成。10月以降再度上昇に転じて11月に年間高値94セントまで上昇。豪ドル円も10月に年間高値の85円台を付け、その後年末に至るまで概ね高値圏において揉み合い相場となっている。
安値から高値までの変動率は豪ドル米ドルが51.6%、豪ドル円が54.5%でこれはユーロ米ドルの20.1%、ユーロ円の24.2%などよりはるかに大きく、上昇率は主要通貨中最大となった。
昨年末の「2009年見通し」で“年前半は軟調、後半は堅調を取り戻す”と述べ、また“世界経済見通しの上方修正の可能性もあり”と指摘したが、概ねその見方は間違っていなかったようである。ただ豪ドルの上限を80セント、80円としたのは、控えめ過ぎるたというか、やはり豪ドルらしい投機的な買いが予想を上回った形となった。
年前半は昨年後半の急激な世界経済の悪化が尾を引き、リスク回避色の強い相場展開で豪ドルも62セント(3月)、55円(2月)の年間安値を付けた。しかし国際協調的な景気刺激策の導入に支えられて世界的に株価が3月にボトムアウトし、結局年間を通じて株価はリーマンショック前の水準とまでは行かないが、年初を越して高値引けとなった。
このような中、通貨市場における今年の特徴はやはり“ドル安の進行”であろう。昨年の金融危機に際して逃避先として買われたドルの売戻しが活発化したが、その背景は巨額の米国財政赤字の存在や、ドルに代わる準備通貨代替論の活発化、更には米低金利政策の長期化などがあった。特に年後半世界経済が回復基調になるに従い市場におけるリスク許容度が拡大し、ドル売り/オセアニア通貨・欧州通貨買いが活発化し、豪ドルも11月には年間高値の94セント台を付け、また豪ドル円も10月には85円台まで上昇している。
この豪ドル堅調の背景として中国などアジア経済を初めとした世界経済の回復基調から商品需要が増加したことが大きいが、国内面でも豪州当局の財政・金融両面からの景気刺激策が奏功して、いち早く今年の第1四半期にリセッション入りを回避し、景気が予想以上に回復したことから、RBAが他の主要国に先駆けて10月以降3月連続で利上げを行い、金融引き締めに転じた影響が大きかった。
2.2010年の豪ドル見通し
☆キーワードは出口戦略、景気の二番底、米ドル動向(米ドルの下落)、新興国バブル、リスク分散
メインシナリオ-世界経済の回復が継続し、金利格差や資源通貨としての強みから、豪ドルの堅調地合いを予想。ただし不安材料も山積し、一方的なの上昇トレンド形成とはならない。今年他通貨より先行して上昇した分、“息切れ”に要注意。
予想レンジ : AUDUSD 0.75-0.95、AUDYEN 75-95円
サブ(リスク)シナリオ-豪ドル再度暴落。景気後退の更なる長期化、主要国の巨額財政赤字拡大、新興国経済のバブル崩壊などの悲観的シナリオが現実となり、再びリスク回避の動きが活発化して豪ドルは暴落。今年の安値を下回る50セント、豪ドル円50円を目差す展開に。
<サマリー>
今年の豪ドル相場は“復活の過程”という“くくり”で説明ができ、ある程度予測しやすい展開であった。しかし来年の相場は若干面倒な展開となりそうだ。つまり中国初めアジア新興国の成長や、先進国の景気対策を受けて、いよいよ世界経済は今年にも増して力強い成長路線に復帰するとの希望的観測がある反面、IMFなどが警戒するように回復のペースが再び鈍化するという、いわゆる“景気の二番底”の懸念も払拭できない。
メインシナリオは世界経済が金融危機前の状態に復活する動きが継続するというもので、米国を初め主要国の出口戦略が更に鮮明化し、世界的に“緊急低金利政策”からの脱却が進む。ただし各国の経済の優劣が更にはっきりとしてくるために、今年見られた国際協調的金融政策の実施が困難になり、各国の体力を反映した独自の金融政策へと移行していくであろう。したがって今年見られたリスク許容度の拡大・縮小がメインテーマの“全通貨右へならえ”の動きから通貨別の優劣を反映したマチマチの動きになることが考えられる。経済が落ち着きを取り戻せば再び「通貨分散投資」が活発化するであろう。係る中、米ドル安の大きな流れに変化はなかろうが、一方ドルの暴落も想定しにくい。緊急事態が発生すればやはりドル資産への逃避が起こるであろう。
このような通貨市場において豪ドルのメインシナリオも更に二つの可能性に分けられ。一つ目は世界経済の回復=資源価格の上昇=豪州経済の拡大=金融引き締め=豪ドル高の構図。二つ目は今年金融引き締めの先陣を切って大きく上昇した豪ドルであるが、来年はその他主要国も金融引き締めという観点からは豪ドルにキャッチアップしてくる。つまり今年先行した分の反動・揺り戻しが来る可能性があるということ。為替はあくまで通貨の相対比較の問題。豪ドルの好材料を市場が織り込んだ後、ポジションが溜まれば何らかの悪材料に反応して反落する可能性も十分ありうる。メインシナリオは景気の楽観論がベースとなっているが、次に述べるリスクシナリオの可能性を秘めつつの楽観論というべきであろう。
サブシナリオ(リスクシナリオ)はすなわち、種々の悪材料が表面化するいわゆる“景気の二番底シナリオ”である。主要国における景気後退が更に長期化、雇用情勢の深刻化、財政収支の著しい悪化からの長期金利の上昇、デフレリスクなどが表面化する。また新興国のバブル崩壊、巨額の財政赤字を抱える米国における赤字ファイナンス不能という局地戦では終わらないデザスター・シナリオの可能性も無しとはしない。
係る要因からリスク値が増大する場合には再び米ドルが安全資産として買われる局面が予想されるが、しかし米ドルの安全資産というステータスもリスクと表裏一体。一旦米国財政赤字がサステナブルでなくなれば、それは米ドル暴落のワーストシナリオに繋がる。米国の崩壊はすなわち今回の世界金融危機の再来であり、世界景気は二番底を通り越して新たな深みへと沈み込むことになる。いずれにしてもサブシナリオ下において豪ドルは再び暴落を演じることになる。
次に相場予測上のキーポイントを項目別に見てみよう。
1)世界経済---経済成長はプラスに転じるが懸念材料も多い
IMF世界経済見通し(10月)
(単位:%)
2007年 |
2008年 |
2009年(予想) |
2010年(予想) |
5.2 |
3.2 |
-1.1 |
3.1 |
IMFは今年と来年の見通しについて、7月時点からそれぞれ今年-1.4%→-1.1%、2010年についても+2.5%→+3.1%に上方修正しているが、一方来年は回復ペースの鈍化懸念も表明している。またOECDが11月に発表したOECDの各国・地域の成長見通しは次のようになっている。
(単位:%)
|
2009年 |
2010年 |
2011年 |
米国 |
-2.5 |
2.5 |
2.8 |
日本 |
-5.3 |
1.8 |
2.0 |
ユーロ圏 |
-4.0 |
0.9 |
1.7 |
OECD全体 |
-3.5 |
1.9 |
2.5 |
つまり、来年も世界経済の拡大に新興国の成長が欠かせない状況が続く。しかし未だに景気の二番底懸念や新興国におけるバブル崩壊の可能性など不安材料も多く、あまり楽観しできない状況にある。
2)豪州経済---来年は潜在的成長率である3.25%への拡大が期待される
豪州経済見通し (2009,2010年は予想) (単位:%)
2003年 |
2004年 |
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
2009年 |
2010年 |
3.0 |
3.9 |
2.9 |
2.7 |
4.3 |
0.3 |
1.75 |
3.25 |
昨年は世界同時不況を受けて豪州経済もかろうじてレッドナンバーを免れて+0.3%の成長に留まったが、今年は財政・金融両面での景気刺激策の実施を背景に消費者及び企業信頼感が大幅に改善し、個人消費や住宅部門、更には資源価格の大幅上昇が外需を支え、先進国でも最上位の成長率を達成できた。来年についてはRBAの四半期金融政策報告(11月)を見る限り更に成長の加速が予想されているが、不安材料も目に付く。つまり政府の景気刺激策の効果が剥げ落ちると同時に今年第3四半期あたりから民間設備投資が細っていること、更には外需についても来年の世界経済動向次第では輸出の伸びが減速し、豪ドル高の影響もあって貿易赤字が拡大する可能性があることなどであろう。
3)RBA(豪州準備銀行)の金融政策・金利格差---来年豪州のオフィシャルキャッシュレートは歴史的中庸レベルである5%前後への上昇が予想される
今年先進国がほぼゼロ金利に近い緊急的低金利政策を維持する中、RBAは10月から3ヶ月連続で政策金利(オフィシャルキャッシュレート)を25bp引き上げて歴史的な低水準の3%から現在3.75%とした。RBAは先進国で最初に明確な金融引き締めサイクルに突入したが、その背景は住宅バブル懸念もさることながら、やはりインフレ率(アンダーライイング・インフレーション)がRBAのターゲット2-3%を上回る3.5%前後に上昇していることであろう。来年RBA予想が正しくて3.25%の潜在成長率を回復するのであれば、政策金利も歴史的中庸レベルといわれる5%前後へ上昇すると見るのが妥当であろう。他の主要国も遅かれ早かれ出口戦略を実施することになると思われ、各国当局の言動とは裏腹に特に米国は資金吸収準備を怠らないと思われるが、豪州金利も同様またはそれ以上のペースで上昇するであろうことから、当面豪ドルの金利面での優位性は揺るがないであろう。また現在米豪10年債利回り格差は豪州が5.5%、米国が3.5%で約2%あるが、この金利差は今年年間を通して概ね2%前後であった。ただ来年は巨額の財政赤字を抱える米国財政赤字が更に悪化し長期金利上昇圧力が高まれば長期金利格差が縮小する可能性も否定できず、その場合には投資家心理にも影響することになろう。
4)豪州財政赤字---13年ぶりの財政赤字に転落
今年年初の金融危機対策としての過去最大規模の420億ドルの景気刺激策導入(GDP比3.5%規模)を受けて豪州は13年ぶりに財政赤字に転落したが、今年5月の連邦予算案によると2009-2010財政年度における財政赤字は576億豪ドルと過去最大となりこれはGDPの4.9%に相当する。過去13年豪州は赤字国債の発行を必要としなかったが、今後巨額赤字のファイナンスを海外投資家にも依存せざるを得ない状況となる。ここで想起されるのは1990年代初頭の財政赤字期において、政府が高金利、豪ドル高政策で海外資金の流入を図ったことであるが、今後国債発行額の急増とともに海外投資家誘致のためにもある程度の豪ドル高を許容する方向に進むのかもしれない。
5)米ドル動向---長期的には下落傾向。しかし暴落はない
外貨準備における米ドル、ユーロ、円の割合 (単位:%)
|
95年 |
96 |
97 |
98 |
99 |
00 |
01 |
02 |
03 |
04 |
05 |
06 |
07 |
08 |
09 |
USD |
59 |
62 |
65 |
69 |
70 |
70 |
70 |
66 |
65 |
65 |
66 |
65 |
64 |
64 |
62 |
EUR |
|
|
|
|
17 |
18 |
19 |
24 |
25 |
24 |
24 |
25 |
26 |
26 |
27 |
YEN |
6 |
6 |
5 |
6 |
6 |
6 |
5 |
4 |
4 |
3 |
3 |
3 |
2 |
3 |
3 |
上図及び表を見て気づくのは1998-2001年あたりで外貨準備における米ドルの割合が上昇している時は米ドルインデックスも上昇した。また昨年末から今年前半にかけての米ドルインデックスの上昇“小山”は金融危機からの逃避資産が米ドルに向かった結果であった。
世界的な通貨分散投資の影響を受けて米ドルの外貨準備における割合は今後とも漸減していくであろう。これは歴史的事実であり、代りに近い将来ある種の代替通貨や中国元などの割合が増加するのかもしれない。しかしたとえばゴールドマン・サックスによる2050年の世界GDP予想など見ると(少し話は飛躍するが)世界のGDPトップ3は中国70兆ドル、米国38兆ドル、インド37兆ドルとなっており、米国は今後も長きにわたって世界の主要国であり続ける可能性が強い。米国の巨額の財政赤字や経常赤字、つまり昔懐かしい“双子の赤字”という言葉が再度復活しており、米経済の回復にも不透明感が漂うが、他方、その他主要国の景気も前述の“OECD成長見通し”を見ても米国に劣る状況である。通貨面に置いもデザスターシナリオに基づく米ドル暴落の可能性を100%排除するわけではないが今後とも米ドル資産(時に米債)は緊急時の逃避先となり、米ドル需要も継続するものと思われる。歴史的に見てもやはり米金利上昇局面となれば、米ドルに再び資金が流入する可能性があろう。
6)商品相場
(CRB Index)
今年商品相場は多くのアセット同様に昨年の暴落から徐々に回復基調となった。特に3月の世界的な株価の底入れ以来、世界的に株価の上昇が顕著となり、主要国の株価インデックスは年初よりも高い陽線引けとなるであろう。係る中、商品相場(CRB Index)はさすがにバブルの絶頂であった昨年7月の史上高値圏(473)と比べてこの年末で280と控えめなものであるがこれは金融危機の影響で投機資金のパイの大きさが激減したことによろう。今年の商品相場を特徴付けるものの一つは金価格がこの12月に1オンス1226.50の史上高値を付けたことであろう。(最初のチャート参照)。金は金融危機時にあっては逃避先として、また景気回復期待が高まり出した後には、世界中で投入された巨額の景気刺激対策資金が将来的にインフレ懸念を再燃させるとの思惑もあり、一気に昨年3月の従来の史上高値1033ドルを突破した。
一方、投機的な相場が建たない石炭・鉄鉱石など豪州の主力鉱山輸出品はどうであろうか?今年年初の石炭、鉄鉱石価格交渉は世界の景気後退真っ只中で昨年比4割近くの大幅値下げであった。しかし来年度の価格交渉(来年4月には決まる)では逆に4-5割値上げという強気の情報も聞かれる。来年の世界景気に対する不透明感と投機資金のパイの縮小を背景に昨年夏に見られた“幻の資産バブル”の再来は予想できないが、世界経済の二番底が現実味を増すことがない限り、商品相場もある程度の堅調地合いを維持するものと思われる。
“A Happy New Year to you all !!!”
AT FUND in Sydney
Joe Tsuda
|
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「NZ円、豪ドルと互角に戦った1年」
*豪ドルほど脚光を浴びず、自国首脳はNZ高懸念ばかりを発言、3度利上げした豪に遅れ2政策金利は2.5%のまま。それでも良くやったNZドルは続伸
*NZ円はボリバン超え。
*株価もそれほど力強さもない。
*買われる要因は短期では豪より金利が低いが、長期では上回っていることがあげられる
*住宅需要が年初から強く、長期金利は下がらない
*ただ今日のNZドルドルは前日の高値を抜けず伸び悩み
*ひとえにドル円の上伸が今日のNZ円高を支えている
*一目の雲の上にも出た
(注文)
*目立つのは67.0の売りだけ
*後は何もない。
*長期保有者の買いが出ているのだろう(FXだけでなく長期債の購入もあり)
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「老いてこそ人生」 石原慎太郎、幻冬舎
著者の行くジムには何人かの常連がいて行くたびに顔を見ないことがない。
ある人は食中毒で入院した時に医者に嘘をついて一時退院しジムで日ごろのメニューを死ぬ思いでこなして病室に戻ったそうだ。またある人は鞭打ち症にあいながらも日々筋トレをやっている。
著者は肉体へ妄執、肉体ノイローゼと言わず賞賛している。その空しくもある試み、戦いの中でこそ保たれるもの、その試みの中でこそ体得される肉体に関する不条理な条理、つまりそれこそ人生の味わいに他ならないとしている。
肉体への強い意識を抱きながら肉体の老いとの戦いに必ず破れていく人間に与えられるものは気力を含め真の成熟など有形無形計りしれぬほどの多くのものがある。
(よくわからないがジムへ日々通うものとしてはなんとなくそんなものかとも思う)
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「アンビシャス ニッポン」
*FTやWSJでは日本の新成長戦略をアンビシャスと評している。いいのではないでしょうか
*でも何をやるのだろう。こども手当で内需拡大良し。南アのズマ大統領のような超肉食系(5人目の妻と来週結婚、子供20人くらい)にカツを入れてもらうのもいいだろう。オプティミズムを学びたい
*650兆円のGDP、2%成長、インフレへ転換させるのは1ドル=120円くらいが必要だろう
*JAL、ムーディーズ、S&Pの格下げ示唆、ホワイトハウスが普天間問題でイライラしているなどちょっと明るい話がない
*横浜の経営者も元気がない
*米国はシカゴPMI良し。これでまた金利に上昇圧力がかかるだろうか。
(注文)
*数円上昇しても損切りの買いが消えない珍しい形
*4月以降はドル円は売り注文と損切りの売り注文が多いパターンであったがここで変調
*菅副総理が為替での円高デフレ抑制宣言、藤井さんが沈黙して以来の流れ
*ボリバンは拡大中なので上昇余地は残っている
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ズマ大統領は来週5番目の妻と結婚式を挙げるそうだ。現在妻は4人?子供は20人?
それでランドが強いかどうかわかならないがドルランドは今日で6営業日連続下落
*12月21日の7.76から現在は7.40を挟んで推移している。約4.6%ドル安ランド高、ドル円も上昇しているのでランド円も上昇。ボリバン上限を超えている
*金ほど白金やパラジウムが下落しなかったこともランド高の要因(昨日投稿分あるいは喜望峰リポート)としていたが、新年度でランド債にも買い意欲があるのだろう
*ただ株価は続落している
*ドルランドのボリバン下限は7.3割れ当たり。
*今年は円に対してランド、豪ドル、NZドルは20%以上上昇していたが最後もそのトレンドを保った
*注文は売り買い拮抗、損切りなし
*ズマさん結婚とワールドカップで明るい年初となりそうだ。問題はワールドカップ後
*もちろん中国の影響も重要。なんといっても南ア在住の中国人は20万人とも言われている。日本人は1300人。 資源国の明暗は中国が握っている
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「夜はこれから」
*米国はもう普段通り。指標も普段通りに発表される
*南アランド強し。高金利への新年度分投資か。明るいワールドカップ開催(問題は大会終了後)
*12月シカゴPMI予想は55.1
*S&P、ムーディーズの日本の格下げ示唆やJALの話が夜中に出るかどうか。新年も引き続く問題である
*普天間問題の年内未解決で米政府は怒っているようだ。
21 南ア11月貿易収支、米 住宅ローン借り換え申請指数
23 米12月シカゴPMI
24 米 エネルギー省石油在庫
3 米 7年債入札
+++++++++++++本日すでに終了イベントは以下の通り+++
9 大納会
10 2010年度予算閣議決定、政府経済成長戦略決定
11 鳩山首相菅副総理会見、藤井財務相会見、NZ11月マネーサプライ
18 ユーロ圏11月マネーサプライ
19 介入状況、スイス12月先行指数
講演=鳩山首相、菅副総理、藤井財務大臣
外貨投資=東京海上アセットマネジメント投信 東京海上・ニッポン世界債券F、米7年債
決算=特になし
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「為替悠々4」
第一章 為替相場の特徴
1. 「為替は需給だ」
(株や金利との動きの違い)
今や銀行だけではなく、個人でもほぼ銀行などの第一線ディーラー同様に為替の売買が出来るようになった。 より効率的に時には世間一般のセンチメントと逆になるが収益は確実に上がってきた手法をここに整理し残したく筆をとった次第である。
また為替取引にかかわる参加者、理論、テクニカル、経済用語、歴史等々も取り上げより一層為替相場への理解を深め、他の金融市場との差異も明らかにしたい。
一見為替にかかわっていないようなことも円相場形成に影響していることも取り上げたい。また日本の外国為替発祥の地、横浜と為替のかかわりもエッセイ的に纏めてみた。
(長島か野村か)
為替相場の予測やそれで儲けることは難しいと言う。エコノミストやその他の有識者の予想も当たらない。しかしわざと皆で難しくしているような気がしてならない。もっと単純に考えても良いのではないだろうか。そういう方法があるのではないだろうか。
一番簡単なのは思うがまま相場をはることだ。自分の勘で相場に入り込んで儲かれば何も言うことはない。長島監督の現役時代にように、体中に野球のデータがしみ込んでそれと天性のカンと能力、ショーマンシップで自分の成績を上げたり、新庄選手のようにデータを受け付けずに恵まれた身体能力だけでこなしていくのも良い。しかし凡人は何かよりどころを見つけてそれを為替取引の売買のきっかけとしたいものだ。
私のような凡人はやはり野村ID野球のようにデータを集め分析して確率で勝負に出る。「天分で負けても努力で負けてはいけない。」
遠くへ飛ばす能力や速い球を投げる能力で劣ってもカバープレーや全力疾走など才能ではない努力、心がけの部分で負けなければ互角あるいは勝つチャンスも増える。
為替も同様である。長島監督的に上がると思ったから買ったんですよ、とか下がりそうなので売っときましたで儲かればよい。
その天分がない人が右往左往、のたうちまくっている。ファンダメンタルズ、チャート分析などいろいろあろう。やはり一番役立ったのは、また裏切らないのは需給分析であった。
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「為替悠々3」
第一章 為替相場の特徴
1. 「為替は需給だ」
(株や金利との動きの違い)
単純に言えば買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がる話だが、その買いたい人、売りたい人がどれくらいいるか掴むヒントを述べていきたい。需給分析では結果的にファンダメンタルズや市場のセンチメントとは違う方向性を出すことがある。その時は市場の大勢とが逆をやることとなるので精神的につらい時もあるが儲かるのである。
また需給分析はその資料が誰でも官庁や企業のホームページで手に入るものだが見落とされていうものも多い。それも解説していきたい。
何故需給分析を重視し始めたというとそれは私の銀行時代の経験によるものだ。日本で最初の外為専門銀行であり世界三大為替銀行の一つであった横浜正金銀行を受け継いだ東京銀行で勤務していたが、その為替取引のシェアーは他行と比べ群を抜くものであった。殆どの市場の動きが把握できるのであった。買い玉があれば上がるし、売り玉が多ければ下がる。もちろん外為業務を独占していた 戦前の横浜正金銀行や半ば独占している中国の外為専門銀行などのに及ぶべきものではない。しかしファンダメンタルズがどうあろうと需給が相場水準を決定することを目の当たりにしてきた。しかしそれは東京銀行という半独占的な立場でいなくとも工夫すれば外部にいてもまた公表されている簡単な資料やデータでわかることであった。
「需給は裏切らない」という信念がどんどん強まって為替取引も効率化していった。
(続く)
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「ジンバブエ三日会わざれば刮目すべし」
海外のニュースが日本に伝わるのは遅い。いまだハイパーインフレについてはジンバブエのことを取り上げているTV番組もあるがジンバブエのインフレは低下している。11月のインフレは10月より0.1%低下した。ジンバブエドルから米ドル、南アランド、英ポンド、ボツアナプラを流通通貨として使用することによって物価が低下することとなった。
11月は食料品の低下が大きい。また2009成長率も4.7%となる見通しで年初の3.7%より大幅上昇修正される。また2010年は7%の成長を見込んでいる。南アフリカの経済へも好影響を与えよう。
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「資源、白金、原油、パラジウム上昇」
12月30日 | 17:50 | |
金 | 1096.8 | -1.3 |
銀 | 17.075 | -0.035 |
プラチナ | 1480 | 4 |
パラジウム | 390.95 | 2.1 |
原油 | 79.12 | 0.25 |
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「APEC株、上海だけ上昇」
12月30日 | 17時30分 | ||
NZ50X | 3220.91 | -4.22 | -0.13% |
豪AORD | 4847 | -9.7 | -0.20% |
日経 | 10546.44 | -91.62 | -0.86% |
上海総合 | 3262.6 | 50.84 | 1.58% |
NYダウ先物 | 10478 | -9 | -0.09% |
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「楽しい仲間達の中華街レストラン」
楽しい仲間達のお店を見つけた。大珍楼の別館か
今日は上海株は上昇。年初は中国の旧正月(春節)が気になる。春節の小売売上も気になるし春節前の景気対策も気になる
2010年の春節は2月14日のようだ。
いろいろイベント(もう始まっているが、横浜中華街へお越しくださいませ)あり。
詳しくは↓
http://www.chinatown.or.jp/agenda/event/984
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「HIAはどこに行ったのか」
今年は日本企業の海外で上げた収益や内部留保を日本へ送金すると免税となる措置が取られるのでそれが円高要因となるとされたが、あまり目立った影響はない。まだ3月の年度末決算があるので結論は出せないが。
2005年の米国の1年限りのHIAの時はドル高が進んだ。その前後はドル安の流れであったのでHIAでのドル高のインパクトは大きかった。
円は今年世界最弱の通貨である。HIAが出てそれだけなのか、HIAに結び付く収益が元々なかったのか。今年の2月は例年出るリパトリの円買いはなく1ドル90円から一時100円までドルが上昇し、天井を打ったのは新年度の輸出が出始めてからであった。
需給の問題を考えるのが面白いしそれが為替を動かしている。
でも今日のTVでも「今年は円高がニュースでしたね」と語っていた。私は今年は円安だと思っているが見ている相場が違うのだろうか。でも首相も円高を是正といっているので、もっと是正して頂いてもまったく問題はない
+++++++++++++++++
(注:HIA)2008年5月5日にID為替リポートより↓↓
3.需給「日本版HIAその1」
すぐ起きる話ではないが興味のある話が読売新聞に出ていた。日本版HIAだ。HIAとは2005年米国の「Homeland Investment Act」=雇用創出法の略で米国企業の海外拠点が海外で上げた利益を本国に送金し雇用関連の支出に使うなら税金を優遇するということであった。これによって米国海外拠点からの米国送金が行われドルが上昇した。ユーロドルは2002年の1ユーロ=0.9ドルから今年の1.6ドルまで上昇しているがHIAが施行された2005年だけはユーロが下落したのもこのHIAの影響だ。
このHIAを日本でも実施しようとする記事であったので興味をもった。内容は以下の通りだが自民党政権が続いている保証はないのでどうなるかわからない。それよりも全体的に法人税も所得税も先進国並みに減税してほしいが、現実は逆である。記事は次項で。先の話しだが実施されれば円買いだ。
4、需給2「日本版HIAその2」=読売新聞より
「本企業が海外子会社を通じて稼いだ所得を日本に戻さない傾向を強め、海外子会社にためた資金の残高が2005度末に約12兆円まで膨らんだことが、経済産業省の緊急調査で分かった。所得が還流しない状況を放置すれば、国内での研究開発や設備投資に十分な資金が回らず、日本の成長力促進に悪影響を及ぼす懸念が強い。背景には、主要国と比べて、企業の国際展開に対応できない日本の税制の不備がある。
日本企業は、国内で先端的な研究開発に資金をつぎ込み、海外で競争力を高めてきた。今後も世界市場で強みを維持するためには、技術開発投資の拡大が欠かせず、海外所得をいかに還流させるかが課題になっている。産業界からも、「国内での研究開発を制約しかねない」と制度改善を求める声は強い。資金が海外に滞留しやすいのは、今の税制の仕組みでは、日本の親会社に資金を移せば、国内外での課税額の合計が、海外に資金を置いたままの場合よりも増えるケースが多いためだ。このため、経産省は、親会社が海外から受け取った所得に対して、日本国内で課税しない制度(国外所得免除制度)への転換を求める方針だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国では、この方式が主流になっている。」
過去15年間、勝率が6割超を維持してきた予測方法は、今暫く、ポジションを持たないことを示唆しています。
(この予測方法は、今の状況下で、明日の株価動きを高い確率で予測することができません)。
===========
なお、当然のことですが、このコメントに基づく取引で損失が発生しても、当方は一切の責任を負いません。あくまでも自己責任です。
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「マイナス金利と円安が必要」
「2020年度の650兆円のGDP
平均成長率名目3%、実質2%が目標となった」
ここ30年でできないことが中国へ輸出がシフトしてできるか
中国からの安い製品が輸入される中で名目3%、実質2%目標なら、インフレは1%以上?
マイナス金利と130円くらいの為替相場が必要ではないだろうか
デフレと戦うのではなくデフレと仲良くするのが良い。
デフレには小さな政府しかない。
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「アサ金、みな小幅安」
12月30日 | 11:55 | |
金 | 1093.7 | -4.4 |
銀 | 16.975 | -0.135 |
プラチナ | 1475.3 | -0.7 |
パラジウム | 388.5 | -0.7 |
原油 | 78.78 | -0.09 |
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「アサ株、上海だけプラス」
12月30日 | 11時40分 | ||
NZ50X | 3218.94 | -6.19 | -0.19% |
豪AORD | 4852.5 | -4.2 | -0.09% |
日経 | 10610.66 | -27.4 | -0.20% |
上海総合 | 3232.98 | 21.71 | 0.68% |
NYダウ先物 | 10463 | -24 | -0.23% |
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本年も2日を残すのみとなりました。しかしこの週の動きは大変重要と思います。欧米市場参加者はクリスマス休暇明けで、休養十分。来年への試し運転をする週です。来年相場へのヒントを数多く提供してくれます。多くの主要市場参加者はディーリングルームの席に着き、久しぶりに顔をそろえた仲間と情報交換とクリスマス休暇ボケを取り除こうとします。そして他の銀行のディーラー、海外の仲間と電話で情報交換です。気の早いディーラーは新年が始まる前に先行してポジションを試しに取る動きをします。既に来年デリバリーのスポットバリューです。収益が出ても来年の収益となります。
私は来年の相場ではやはり金利動向を重視します。米金利特に短期金利の動向に一番注目しています。グラフはフェッド・ファンド先物3月限のチャートです。今週に入って売り基調(金利先物下落は金利上昇の意味)を鮮明にしています。クリスマス期間での調整を終え、新たな相場を形成するのではと推測します。現在は99.80と利回りベースでは0.20%の水準です。先週エバンス・シカゴ連銀総裁が、個人的な見解として、for an extended period (長期間という意味、英文解釈的には6ヶ月位の意味)はFOMC会合3~4回分を意味すると述べられました。このことから来年3月か4月の利上げが行われるのではとの憶測が出てきました。先物からはその動きに呼応する相場で動いています。現在のFRBの誘導目標が0.00~0.25%ですから、この上限を上回る動きをするのではと推測します。期先物を見ると6月限が99.66(0.34%), 9月限が99.32(0.68%)となっています。9月までには0.75%になると見る動きのようです。50pbsの利上げが見込まれる相場と言えます。金利先物は常に先の先を読む動きになります。利食いを消化しながらの売り基調を先物金利は辿るのではと推測します。
資金供給策の解除、資金吸収策の試し運転、そしてフェッドファンド金利の引き上げというプロセスを取る動きを来年早々からFRBは取りそうです。この動きを米ヘッジファンド、機関投資家は既に察知しており、為替市場では「ドル・キャリー・トレード」の解消の動きが継続しています。これはシカゴ先物市場のポジション具合で分かります。先週火曜日時点では円・ネットショート1,011枚、ユーロ・ネットショート14,327枚、ポンド・ネットショート24,577枚、スイスフラン・ネット4,568枚、豪ドル・ネットロング32,425枚とドル買いの動きを強めています。特に円とスイスフランの動きがロングからショートに転換と「ドル・キャリー・トレード」が近い将来の米金利調達コストの上昇からワークしなくなることを予想しているのではと思い巡らせます。
再び米金利の話しに戻りますが、この所短期金利上昇に連動してか、長期金利まで上昇が激しくなりました。10年債は私が基準線を見ていた3.50%を12月中旬につけてからその動きを加速しているようです。現在は3.80%です。材料のない中、米経済指標の予想より良い数字が出る傾向にあり、それに反応しているようです。今週の米国債入札は一喜一憂の動きで、過剰反応気味。来年も米財政赤字を懸念する声、中国などBRIS’s諸国がIMF債にシフトするなどドルの一極支配を嫌った動きが予想され、債券売り(金利上昇)の動きが相場を支配するのではと思い巡らせています。これは悪い金利上昇からドル売りの動きに一時的に反応します。利食い要因として市場参加者は格好の利用材料にされると思います。
欧州は来年も引続きECBもBOEも積極的には出口戦略には動かないと予想されます。そしてデフレ経済進行の日本もゼロ金利政策の継続が予想されます。今週発表のデパートの売上額が前年比でマイナス9.6%はその象徴と言えます。私もこの所デパートで買い物をする機会はほとんどなく、郊外の大型ショッピングセンターでするのが行動パターンとなっています。
何となく来年の為替相場が金利の動きからヒントを提供してくれる年末相場ですね。
それでは皆さん来年が良い年になりますように!
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「まもなく成長戦略決定」
GDPは650兆円を目指す
***
デフレ阻止でなくデフレと共生しないといけないと思う
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「利上げをしないNZが強い理由」
10月から3か月連続0.25%ずつ政策金利を引き上げて3.75%とした豪ドルに対しNZドルは2.5%で据え置いたままであるが、NZの為替相場は強い。
ひとつには長期金利は豪ドルより若干高い6%前後にあるからだ。
世界中の投信などの運用ではオーバーナイトの2.5%で運用するのではなく長期債で運用するのでNZを買うこととなる。
NZ当局の悩みもそこにある。短期金利を引き下げても長期金利が高止まりしているので住宅ローン金利の引き下げ効果がでてこない。時々政府が銀行に住宅ローン金利を下げろといっているが無理な話である。
豪同様にNZで住みたい人が多く、住宅需要が活況を呈しているからだろう。ただ移民へのハードルは豪よりも高い。誰でも移住させるわけではない。
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「油断は景気よりもテロだが対応は違う」
*今年の世界景気回復の兆し、株価回復、資源価格回復、円安は世界の政治家や金融当局が油断せず十二分に対策をとったお陰であろう。
*油断しないうちは大丈夫だ。また数年すると油断するだろう
*ただ米国航空機テロ未遂や昨日のフィラデルフィア証券取引所の煙とかいろいろテロ関連や災害は起きるだろう。
*テロや天災は人道的なことは別にすれば経済の根幹を揺るがすものではないので下落したところは買いである
*例は数々あるが災害、テロのことを思いだしたくないので控えたい
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「今朝の仲値近ぺん」
*明日は東京の銀行休日なので仲値決済は原則ないので今日に集まる
*ただ企業も普段の月末と違って業務終了しているのでボリュームは少ない
*昨年の年末は30日が陰線、31日が陽線で小動き。一昨年は30休み、31は陰線で1日を通せば仲値の影響はないが午前中は外貨需要あるだろう。投信もあり
*注文状況ではまだ損切りの買いのほうが多い
*92は売りが出ても91はあまり出ないだろう。
*日本は仲値以外は静かだが、昨日の動きからわかるように欧米は本気モードなので油断せず。
(私も10日間ほど充電しましたのでやや本気です)
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「今日の焦点、鳩山首相会見、シカゴPMI、7年債」
楽しい仲間達のブログ情報=今日は水谷さんの金利&欧州情報です
9 大納会
10 2010年度予算閣議決定、政府経済成長戦略決定
11 鳩山首相菅副総理会見、藤井財務相会見、NZ11月マネーサプライ
18 ユーロ圏11月マネーサプライ
19 介入状況、スイス12月先行指数
21 南ア11月貿易収支、米 住宅ローン借り換え申請指数
23 米12月シカゴPMI
24 米 エネルギー省石油在庫
3 米 7年債入札
講演=鳩山首相、菅副総理、藤井財務大臣
外貨投資=東京海上アセットマネジメント投信 東京海上・ニッポン世界債券F、米7年債
決算=特になし
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「先ずは数字、マチマチ」
*米株=ケースシラー、消費者信頼感も手掛かりとならず7日ぶり小反落
*中国株=続伸で3200台へ。指数と信用取引導入思惑で証券株買われる
*米債券=5年債入札それほど悪化せず買い戻しで利回り低下
*原油=原油在庫予想通りで小動き
*貴金属=NYではややドル高に振れ金、他貴金属も下落
*穀物=輸出堅調で続騰
12月28日 | 12月29日 | 差 | |
原油 | 78.77 | 78.87 | 0.10 |
金 | 1107.90 | 1098.10 | -9.80 |
CRB | 284.45 | 283.73 | -0.72 |
ドルINDEX | 77.66 | 77.86 | 0.20 |
コーン | 416.00 | 417.00 | 1.00 |
大豆 | 1038.00 | 1047.00 | 9.00 |
銀 | 17.53 | 17.12 | -0.41 |
パラジウム | 385.00 | 383.00 | -2.00 |
プラチナ | 1477.00 | 1460.00 | -17.00 |
JGB | 1.30 | 1.30 | -0.01 |
米10年債金利 | 3.85 | 3.80 | -0.04 |
米30年債金利 | 4.69 | 4.64 | -0.05 |
米株個別 | |||
フォード | 10.20 | 10.11 | -0.09 |
グーグル | 622.87 | 619.40 | -3.47 |
シティ | 3.39 | 3.37 | -0.02 |
VISA | 86.76 | 88.02 | 1.26 |
ボーイング | 55.14 | 55.21 | 0.07 |
NYDJ | 10547.08 | 10545.41 | -1.67 |
ナスダック | 2291.08 | 2288.40 | -2.68 |
上海総合 | 3188.79 | 3211.76 | 22.98 |
FTSE | 5402.41 | 5437.61 | 35.20 |
DAX | 6002.92 | 6011.55 | 8.63 |
日経 | 10634.23 | 10638.06 | 3.83 |
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中国について言うと、規模が話題になることが多い。最近では、来年にも中国が日本を抜き世界第2位の経済大国になることが関心を集めています。
世の中は、質より規模(サイズ)の方は達成しやすい。中国のような国土が広く、人口が多い国にとっては特にそうです。GDPについてさらに言うと、中国の一人当たりGDPが未だに日本の13分の1に止まっていますが、人口が日本の約13倍とのことで、国としてのGDP規模が間もなく日本を上回るようになります。
確かに、1つ1つの国を単位に見た場合の国力、或いは一国の政府がある目的のため集められる富で判断する場合、国全体のGDPの大きさがものを言いますが、そこの国の国民から見ると、一人当たりGDP 、生活のし易さ(質)などがより身近な尺度であり、自分の生活水準を反映しています。
今の中国で、国民の最大の悩みは住宅価格の高騰と物価上昇であり、国民に安心して生活できるようにするには、この2つの価格上昇を抑制しなければなりません。事実、政府もその点が分かっていて、温家宝首相が27日、国営新華社通信とのインタビューで「一部の地域で不動産価格が急激に上昇し過ぎており、当局は税制や貸出金利を利用して価格の安定化を図るべきだ」と述べたと同時に、世界的な商品相場の上昇で中国もインフレを予期しておくべきだとし、「合理的な範囲」に物価上昇を抑制する考えを明らかにしました。
ただ、実態はとくに政府が認めている範囲を遥かに超えたと見られます。中国の不動産市場は「一部の地域で」高騰しているというより、全国的な現象になっています。仮に不動産価格の高騰が「一部の地域」に止まっていれば、広大な国土を持つ中国にとっては無視できるような問題で、政府・共産党の威信を代表している総理がマスメディアに“認めるよう”な事態にはならないと思われます。
物価上昇も「合理的な範囲」を超えていく可能性があります。中国国家統計局の発表では、11月の消費者物価指数は前年同月比0.6%の上昇に止まっていますが、国民生活に密接に係わっている食品価格は3.2%上昇しました。そして、国家統計局の説明によれば、(住宅価格が高騰している現在での)「居住価格の低下」が消費者物価の抑制に寄与しているそうです。
また、今、中国で、北京、上海、広州、南京、天津、瀋陽など、都市部での水値上げが1つの流行りになっています。北京市では24.3%の上昇となっていますが、中には一気に45.5%の値上げを実施したところもあります。今年に度重ねて実施されたガソリン、都市ガスの値上げに水道値上げを加えると、家計負担増による消費抑制効果が今後ジワジワと現れていくと思われます。
事実、胡錦濤国家主席の出身母体である中国共産主義青年団が発行する中国青年報(中国青年デリー)の11日の報道によれば、青年報調査センターが全国2万人に質問調査した結果、2010年について最も関心を持っていることは、
一、物価(62.2%);
二、住宅価格(61.1%);
三、医療費用(46.0%);
四、貧富の差(42.9%)
の順になっています。また、85.6%の人は2010年に身の回り用品が値上がりすると予想しています。
このように、経済大国の道を邁進し輝いているように見える中国で、普通の国民は物価高、住宅難に悩まされているのは実態で、その問題の解決は政府にとって社会安定を維持するうえで喫緊の課題と言えます。
そして、仮に政府が固い決心をし、金利などの政策手段を用いて物価上昇、住宅価格の高騰の抑制に乗り出すと、少なくとも短期的に中国株が強い押し下げ圧力を受けることになると思われます。
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「死ぬまで現役」 邱永漢、実業之日本社
初老を迎えた人に向けて書かれた本
*定年のある職業、ない職業
*経験が人間を駄目にする
*動けば年とっている暇はない
*退屈する前に世界の旅に出かけよう
などなど
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「豪ドル円、今年の上げトレンドを再確認」
*50円台から這い上がってきた今年のトレンドを確かめるような年末の上げである。
*いや海外はもう2010年開始か
*東京では損切りの売りが多い中で上昇している
*世界中から豪へ資金が流れているのだろう。10年債で5%以上は先進国では豪とNZくらいだからだ
*ここ1週間の極線というか短い陽線を繰り返し、一目の雲の上限、ボリバン上限まで上伸した
*今度は雲の上でのもみ合いとなろう
*次の政策金利決定まで1か月ある
(注文)
*売りは82.50以上で大が続く
*買いは小さいものだけ
*損切りは売りが82.20中心に中程度、買いはない
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「ユーロ、全面円安の09年の締めにふさわしい」
*今年は政治家やTVの報道では円高のようだが実際は全面円安の1年であった
20%以上の円安の豪ドル円、ランド円、NZ円を始めカナダ円、ポンド円は10%超え、ユーロ円、スイス円は小幅、ドル円はチョイ円安であった。
*世界同時金融不況からまた平時に戻ってきたので円安。
*世界の財政金融当局の慎重なかじ取りのおかげである。慎重に臆病になればパニックは起きない。また油断すれば起きるかもしれないがまだそういう段階ではないだろう。
*ユーロ円はまだ雲の上には戻っていない。以前と違って米国も出口戦略の兆しが出始めているからだ(ユーロドルが下がる局面もあるから)。ただ今月はドル高でもドル安でも円安となってきているのは12月の需給のせいだろう。12月には日本の輸出のドル売りは減るものだ(月初投稿)
*5日線下向き、トレンドライン下抜けなど注意しながら立ち向いたい
*売りは132.60から133.0は大
*買いは132.40以下中程度
*損切りは売りが132.0で中、買いは小さい
*ボリバン上限は133前半
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「欧米本格始動、ドル円」
*欧米が長いクリスマス休暇でエネルギーを貯めて今日から本格始動となった。ダイナミックな動きである。
*世界景気の回復には円安がつきものである。クロス円も短い陽線の後の爆発となった
*ドル円は小動きであるが全面ドル安の中、下落しない。円安は株価上昇の印でもある。
*ドル円の注文は朝からお伝えしているようにかなり厚くアジア、オセアニアでも91.50-92.0を抜けなかった。より獰猛なNY勢がつぶせるかどうか
*91.80-92.0の売りは厚い。92.0の損切りの買いも入ってきた
*買いは東京では91.40-45が厚かったが、我慢できずにビッドを91.70まで上げてきたようだ。
*まだボリンジャーバンドの上限まで余裕がある。93あたり。
*クロス円の強さからドル円は横ばいでもいいか。
*今年は全面円安の1年であったが最後にもう一勝負やってきたようだ。いや海外はもう新年の勝負か
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「夜はこれから」
*いよいよ欧米市場再開
*10月ケースシラー予想は-7.2%、12月消費者信頼感指数は53.0の予想
*米債5年債入札あり。昨日の2年債はまずまずであった。ただ金利は上昇した。
21 米 週間チェーンストア売上
22 独12月CPI(時間未定) 米 週間レッドブック大規模小売店売上
23 米 10月ケースシラー住宅価格指数
24 米 12月消費者信頼感指数
3 米 5年債入札
6 原油在庫
7 米ABC消費者信頼感指数(12月27日付け)
++++本日すでに終わった出来事は以下の通り+++++
講演=日印首脳会談
外貨投資=豪CBA米ドル、豪ドル、ランド債
決算=ユニー
日印首脳会談
16 仏 3QGDP確報値
17 香港 11月小売売上
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「為替悠々2」
第一章 為替相場の特徴
1. 「為替は需給だ」
(株や金利との動きの違い)
個人であれ銀行などのディーラーとしてであれ為替を始めるとその動きが株や金利の動きと異なることに気づくであろう。いわゆる経済のファンダメンタルズ通りに為替相場は動かないのである。「日本のGDPが良かった」「日銀短観が良かった」だからと言って円相場がすんなりと上昇するのでもない。バブル崩壊後10年以上も日本の景気は低迷し金利は低下、株は3万8900円から7600円に下落したが、為替市場では円相場は160円から79円へ上昇した。
日本のバブル時代ではニュヨークダウは2千ドル台であったが、現在は1万ドル近辺で推移しまた景気も飛躍的に伸びたがドルは総じて弱かった。 景気の良し悪しが為替相場とりわけ円相場の良し悪しに素直に反映しなどころか逆に動くことが多い。どうすれば為替相場が理解できて先行きが見通せるのだろうか。わからないからと言ってチャート分析にしか頼らざるを得ないのだろうか。為替分析にはファンダメンタルズ分析、チャート分析などがあるが、ここでは一番効果のあった、また裏切ることのない需給分析を中心に説明していきたい。
(続く)
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「為替悠々1」
(為替のことを綴ったこれまでの雑文です)
為替の歴史、円相場の歴史は短い。130年である。
黒船を率いてペリー提督がわずか100世帯の半農半漁の横浜村に上陸してからでも150年にすぎない。
ドル円相場は1ドル=1円から始まり太平洋戦争までに4倍以上の4円超えとなった。戦前は円安の歴史だった。戦後は一転円高の歴史となった。1ドル=360円の固定相場から1973年に変動相場制が採用され1995年には4分の1以下の79円台をつけて現在の100円近辺の推移となっている。
今ペリー提督が生きていればベイブリッジから広がる近代的な横浜国際港の変貌振りに腰を抜かすと同時に為替相場の激動にも驚いていることだろう。横浜が開港し、外人居留地、中華街が生まれ、生糸を中心とした国際貿易が始まるとともに為替相場も動き出した。
日本の国際化の為に政府は日銀設立以前に外国為替専門の横浜正金銀行(後の東京銀行)を誕生させ国際金融業務にあたらせた。今も横浜には外国為替の資料が多く残る。激動の為替の歴史を教えてくれる。
その為替の原点とも言える横浜の地にて150年の歴史を背景に延々と続いてきた為替相場の変動についてまとめてみた。
「ブオー」と郷愁の汽笛が港に鳴りひびく。目を閉じれば港を中心に激動の歴史が蘇る。異国情緒あふれる横浜にはロマンがあるが、激動の為替相場を生んだ背景にもロマンがある。(続く)
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「今年のベスト23、フォード断トツ」
*フォードがダントツの伸びで優勝、10ドルのせで株価らしくなってきた
*同じ金融不況で問題視されたシティの伸びずマイナス
*日経は欧米株価指数を年末で抜き去った
*金より原油、白金など鉱業資源がより上昇したことが回復の兆し
*長期金利も大きく上昇
*上海やはり強い
*かってに銘柄を選んでいます
年初 | 12月28日 | チェンジ | % | ||
1位 | フォード | 2.20 | 10.20 | 8.00 | 363.64 |
2位 | パラジウム | 188.00 | 385.00 | 197.00 | 104.79 |
3位 | グーグル | 315.00 | 622.87 | 307.87 | 97.74 |
4位 | 原油 | 42.87 | 78.77 | 35.90 | 83.74 |
5位 | 上海総合 | 1820.81 | 3188.79 | 1367.98 | 75.13 |
6位 | 米30年債金利 | 2.81 | 4.69 | 1.88 | 67.14 |
7位 | VISA | 52.80 | 86.76 | 33.96 | 64.32 |
8位 | 米10年債金利 | 2.36 | 3.85 | 1.49 | 63.00 |
9位 | プラチナ | 980.00 | 1477.00 | 497.00 | 50.71 |
10位 | 銀 | 11.70 | 17.53 | 5.83 | 49.83 |
11位 | ナスダック | 1632.21 | 2291.08 | 658.87 | 40.37 |
12位 | 金 | 874.98 | 1107.90 | 232.92 | 26.62 |
13位 | 日経 | 8726.31 | 10634.23 | 1907.92 | 21.86 |
14位 | CRB | 233.92 | 284.45 | 50.53 | 21.60 |
15位 | DAX | 4973.07 | 6002.92 | 1029.85 | 20.71 |
16位 | FTSE | 4561.80 | 5402.41 | 840.61 | 18.43 |
17位 | NYDJ | 9034.69 | 10547.08 | 1512.39 | 16.74 |
18位 | ボーイング | 47.50 | 55.14 | 7.64 | 16.08 |
19位 | JGB | 1.17 | 1.30 | 0.14 | 11.59 |
20位 | 大豆 | 1015.00 | 1038.00 | 23.00 | 2.27 |
21位 | ドルINDEX | 81.50 | 77.66 | -3.84 | -4.71 |
22位 | コーン | 462.00 | 416.00 | -46.00 | -9.96 |
23位 | シティ | 6.20 | 3.39 | -2.81 | -45.32 |
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「アジアの資源」
*総じて小幅安
12月29日 | 16:40 | |
金 | 1105.8 | -2.1 |
銀 | 17.465 | -0.095 |
プラチナ | 1486 | -3.7 |
パラジウム | 389.05 | 0.2 |
原油 | 78.7 | -0.07 |
「今年の円安度」
ただ今年はマスメディアでは円高の年になっているようだ
年初 | 現在 | 差 | 変化率% | ||
ドル円 | 90.89 | 91.7 | 0.81 | 0.89 | ドル円 |
ユーロ円 | 127.49 | 131.76 | 4.27 | 3.35 | ユーロ円 |
ポンド円 | 134.16 | 146.77 | 12.61 | 9.40 | ポンド円 |
カナダ円 | 74.46 | 87.85 | 13.39 | 17.98 | カナダ円 |
豪ドル円 | 64.13 | 81.4 | 17.27 | 26.93 | 豪ドル円 |
NZドル円 | 53.05 | 64.9 | 11.85 | 22.34 | NZドル円 |
スイス円 | 85.45 | 88.55 | 3.1 | 3.63 | スイス円 |
ランド円 | 9.51 | 12.27 | 2.76 | 29.02 | ランド円 |
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過去15年間、勝率が6割超を維持してきた予測方法によれば、明日(次の取引日)のTOPIX終値は、今日より高くなる可能性が大きい。
===========
なお、当然のことですが、このコメントに基づく取引で損失が発生しても、当方は一切の責任を負いません。あくまでも自己責任です。
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「資金吸収準備に忙しいFRB」
昨日はFRBは金融機関から利息付きの定期預金の形で、資金を吸収する仕組みを発表した。
最近もリバースレポ(資金吸収=債券の買い戻し付き売り)の練習を行っているという報道もあった。FRBは金融政策とは関係がないと言うが「出口戦略」の一環と考えられても仕方がない。
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「元旦から重要指標」
1(金)中国12月製造業PMI、バーナンキFRB議長講演
3(日)バーナンキFRB議長講演
*昨日発表された中国1-11月も製造業利益総額は前年同期比+7.8%となった。中国の景気対策の恩恵に恩恵に浴している。
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「各国10年債変化とLTCM破たん」
各国10年債 | 12月15日 | 12月29日 |
Australia | 5.59% | 5.78 |
Austria | 3.53% | 3.87 |
Belgium | 3.63% | 3.71 |
Canada | 3.40% | 3.6 |
Denmark | 3.60% | 3.62 |
Finland | 3.44% | 3.54 |
France | 3.45% | 3.57 |
Germany | 3.20% | 3.36 |
Greece | 5.51% | 5.73 |
Italy | 4.02% | 4.08 |
Japan | 1.29% | 1.3 |
Netherlands | 3.46% | 3.52 |
New Zealand | 6.10% | 6.13 |
Norway | 4.00% | 4.15 |
Portugal | 3.87% | 4.02 |
Spain | 3.80% | 3.96 |
Sweden | 3.37% | 3.39 |
Switzerland | 1.90% | 1.97 |
UK | 3.84% | 3.99 |
US | 3.55% | 3.85 |
*注目のギリシアは12月15日と比べて0.22%上昇(独債買いギリシア債売りを行った投資家は少しスプレッドが広がったので儲かっている)
*米債券が上昇、全体的に金利が上昇しているがスポットライトは米国となりドル買いへ
*こう見れば欧米英はほぼ同レベルの金利、フラット化(通貨統合したら?)
*他には豪、NZの5%超えグル-プ、政策金利は豪がNZより高いが長期金利はNZのほうが高く6%台
*円とスイスの1%グループもある(スイスは2%へ抜け出しそうだが)
*長期差のトレーディングは為替と比べ値動き荒くリスクの高いものなので気をつけていただきたい
*LTCMもこれで破たんした(独債売りの南欧債売りの失敗、ユーロ統合で金利が収斂すると予測したが、アジア通貨危機で独債が買われた。思惑外れとレバレッジの高さで破たん
これが2日で24円の円高となって日本へ波及)為替より怖い長期債取引
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「今年最高の注文=ドル円」
*ドル円の注文がこれほど厚くなったことはなかった。今年2月に注文状況をチェックし始めて一番厚い
*ドバイショックの直後は閑散となっていた。以下2番目、3番目の表を見ていただきたい。休みになると増えてくる傾向は9月のシルバーウィークからあった
*ランド円のように売り買いびっしりとなると歪みがわかりにくくなる
*今日明日は今朝書いたように年末での外貨需給のタイトさがある(一方月初書いたように輸出は減少している)
*買い気味だがデイトレなら丁寧に細かくとっていかないと、ちょっとポジションを大きくして薄利を稼ぐのも一つの手だが、軽く抜け出せる程度のポジションに収めたい。
(以下は閑散だった11月末と12月初旬の注文)
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「豪NZ株上昇、日経も小動き」
NZ50INDEX 3223.54(+18.34、+0.57%)
豪AORD 4842.8(+39.5、+0.82%)
日経 外資系動向+110万株 4日連続買い越し
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「今日の仲値の考え方」
*29日でゴトビのような決済日にはあまり充てられないが、年末の駆け込み取引で輸入や仕向け送金需要は出てくるのでやや外貨需要は多いだろう。
明日30日の方が多いが、明日は半ドンのとろこも多いので今日に前倒しもある。
*豪CBA(コモンウェルスバンク オブ オーストラリア)の米ドル、豪ドル、ランド債の払い込みあり。
*銀行間取り引きの受け渡し日は来年1月4日なので今日明日はいわゆる実需(送金)が中心。
*やや多め
(通常=ドル不足で普通ドル2億、大き時は5億。午前10時の仲値決定時は90%ドル不足、ただ1日をならせばトントン、輸出は仲値決定時から午後に出る。あくまで推定なのでM&Aの特殊玉、政府の大玉外貨送金などはなかなかわからない)
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「今日の焦点、独CPI、ケースシラー、米5年債」
楽しい仲間達のブログ情報=今日は呂さんの中国&世界投資情報です
日印首脳会談
16 仏 3QGDP確報値
17 香港 11月小売売上
21 米 週間チェーンストア売上
22 独12月CPI(時間未定) 米 週間レッドブック大規模小売店売上
23 米 10月ケースシラー住宅価格指数
24 米 12月消費者信頼感指数
3 米 5年債入札
講演=日印首脳会談
外貨投資=豪CBA米ドル、豪ドル、ランド債
決算=ユニー
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「先ずは数字、景気回復パターン」
*米株=景気回復期待でく買われる。フォ-ド10ドルのせで株価らしくなってきている。孤塁統計良好で小売株買われる
*中国株=温首相の景気対策継続、人民元切り上げせずの発言で買われる
*米債券=2年債入札は順調なるも株価上昇を見ながら売られ利回り上昇
*原油=クリスマス商戦好調の報で買われる
*貴金属=景気回復期待で買われる
*穀物=輸出の伸びで買われる
12月25日 | 12月28日 | 差 | |
原油 | 78.05 | 78.77 | 0.72 |
金 | 1104.80 | 1107.90 | 3.10 |
CRB | 280.92 | 284.45 | 3.53 |
ドルINDEX | 77.77 | 77.66 | -0.11 |
コーン | 408.50 | 416.00 | 7.50 |
大豆 | 1008.00 | 1038.00 | 30.00 |
銀 | 17.44 | 17.53 | 0.09 |
パラジウム | 382.00 | 385.00 | 3.00 |
プラチナ | 1459.00 | 1477.00 | 18.00 |
JGB | 1.27 | 1.30 | 0.03 |
米10年債金利 | 3.80 | 3.85 | 0.05 |
米30年債金利 | 4.68 | 4.69 | 0.01 |
米株個別 | |||
フォード | 10.13 | 10.20 | 0.07 |
グーグル | 618.48 | 622.87 | 4.39 |
シティ | 3.35 | 3.39 | 0.04 |
VISA | 86.29 | 86.76 | 0.47 |
ボーイング | 55.48 | 55.14 | -0.34 |
NYDJ | 10520.10 | 10547.08 | 26.98 |
ナスダック | 2285.69 | 2291.08 | 5.39 |
上海総合 | 3141.35 | 3188.79 | 47.43 |
FTSE | 5402.41 | や | や |
DAX | 5957.44 | 6002.92 | 45.48 |
日経 | 10494.71 | 10634.23 | 139.52 |
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「2010年の中国経済」大久保勲、蒼蒼社
*中国関連図書は数限りなくあり選択が難しい
*この書は「人民元切り上げと中国経済」と同著者によるものである。
*著者の大久保氏は1970年より東京銀行北京駐在事務所で中国業務に携わり東京三菱銀行中華総代表を務めた。現在福山大学経済学部長。
*前著は人民元切り上げ前のもので切り上げやバスケット制導入について見事予測されていた。今回は人民元改革の行方、WTO、金融財政、労働力、中国ビジネスについての見通しを書かれている
*いくつかコラムもあり、バスケット制、スワップ、貿易依存度、資産管理公司、劣後債、教育問題、戸籍制度、5カ年計画についてもやさしく解説している
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「夜はこれから」
*海外はクリスマスが終われば本気モードで参入してくるでしょう
*今週は米国債2年、5年、7年物入札があり長期債の利回りが気になるところです
*今日は日本国債も1.295%へ金曜から0.025%上昇しています
24 米 12月ダラス連銀製造業活動指数(http://dallasfed.org/data/outlook/index_def.html)
1 米2年債入札
*小生も暫く来年に備えて充電していましたが今週から始動するつもりです。
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「チーファンラマ、中国経済」
以下は外為どっとコム社に連載している「チーファンラマ」リポートです(12月23日付け)
新年は1月6日からスタートいたします
****************
総括(主に中国全体)「世界の株上昇の中、中国株下落」
12月に入り世界の株価が上昇しているが中国株は弱い。今夏の出口政策示唆(銀行の貸出抑制思惑)の急落にも迫ってきた。上海総合指数は12月だけで3300台から3050まで下落している。中国株下落の背景には以下のような要因がある。
*新規公開株による需給悪化
*不動産投資抑制策を打ち出した(ただ安価な住宅を供給する計画も同時進行)
*銀行貸し出し抑制 来年7.5兆円へ今年を大きく下回る
*バークレーは保有H株売却の報道に機関投資家もフォロー
*政府系ファンドが銀行の資本増強に協力的でなかった(配当の受け取り停止の報道があったが否定した)
*フィッチが中国の銀行資本、見掛けよりも逼迫している公算大きい
中国の銀行、融資増やすため簿外取引の利用を拡大していると報道したこと
急落すれば政府が出てくる期待のある中国だがいつ出てくるかはわからない。上海総合が3000を割るなら何かメッセージを送ってくるだろう。
一方良いニュースは
*「家電下郷」「汽車下郷」のような家電や自動車(=汽車)の購入補助政策の拡大継続
*2010年の成長率が9%程度になることなどが出ている。
「NZレビュー&見通し」
以下は12月25日付けの外為どっとコム社の南十字星(NZ)です
新年は1月8日からのスタートとなります
(今年のレビュー)
今年のNZドルドルは0.5759で始まり3月に0.4891の安値を付けた後は上昇10月に0.7634の高値をつけ現在0.7070。NZドル円は52.78で始まり、2月に44.18まで下落し、10月には69.69まで上昇、現在は64.75である。
1年を通じてNZドルは上昇したと言えよう。世界金融危機から回復し始め、中国を中心に資源需要が強まったこと、資本面においても5%以上の利回りがあるNZ債券へ資金が流れたことなどがNZドルを上昇させた主要要因だろう。
豪ドルとほぼ同様に上昇基調を辿ったが年後半にはNZ政府やNZ中銀から輸出企業の収益を損なうNZドル高懸念発言が多く聞こえ、ボラードNZ中銀総裁から「NZ経済は工業資源に恵まれた豪経済とは違う」との発言もあり弱含んだ場面もあった。豪のように3カ月連続利上げをするような経済成長はなかったが2Q、3Qとプラス成長となり12月10日の金利据え置き決定後の中銀声明で、「NZ経済が引き続き回復した場合、来年半ばごろに金融刺激策の解除に着手することを経済情勢が後押しする可能性がある」と述べたので再度強含み推移して年末となった。
(見通し)
12月23日に発表された3QGDPは予想の前期比+0.4%より低い+0.2 %となった。設備投資や製造業などが伸びなかった。イングリッシュNZ財務相は「経済回復はまだ弱い。輸出業の競争力を改善しなくてはならない。経済における構造的不均衡に対処しなくてはならない」というコメントを発した。ただ豪ともにまだまだ成長過程においてもまだら模様のところはあるが回復への道を歩んでいることは間違いない。
次の焦点は1月28日の政策金利決定だ。中銀総裁は2010年半ばの利上げを示唆しているので金利を据え置かれるがその前に発表される住宅建設許可、CPI、小売売上の数字は重要な参考資料となろう。
米国もFOMCが2月に流動性資金供給を廃止するなど出口政策への一歩を踏み出している。また雇用、小売、住宅など力強い指標も出ているのでその点からは対米ドルで弱含むこともあろうが、米国、NZから数歩も景気回復が遅れデフレ不況が続く日本の円に対しては上昇するだろう。
「APEC株、上昇」
*上海は温首相の人民元切り上げず、景気対策継続を好感
*豪、NZは休場
12月28日 | 17時 | ||
NZ50X | や | や | や |
豪AORD | や | や | や |
日経 | 10634.23 | 139.52 | 1.30% |
上海総合 | 3188.79 | 47.43 | 1.51% |
NYダウ先物 | 10475 | 9 | 0.09% |
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「今日の貴金属資源」
金、プラチナ、原油引き続き戻し基調
12月28日 | 16:40 | |
金 | 1112.5 | 7.7 |
銀 | 17.595 | 0.155 |
プラチナ | 1490 | 16 |
パラジウム | 386.5 | -3.15 |
原油 | 78.28 | 0.23 |
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「豪ドル見通し」
以下は外為どっとコム社の南十字星リポート(豪ドル編)12月22日版です
毎週火曜日にアップしております。新年は1月5日からです
***************
(レビュー)
豪ドルは対ドルでの下げがきつく前回から約350ポイント下落している。豪ドル円は約1円下落。一方株価指数はほぼ横ばい推移している。
豪ドルの対ドル下落では二つの要因があり、豪経済面では10月以来3カ月連続利上げをしたが11月後半から景気指標が弱くなっている。最たるものは3QのGDPであり予想の+0.4%から+0.2%へ低下した。他国と比べれば悪い数字でもないがこれまで予想以上に強い指標を連発していただけに市場に失望感が広がった。ただ景気全般が弱くなっているのではない。豪ドルが弱くなっても株価は横ばい推移している。
一方米ドルは12月4日の米雇用統計は就業者数減少幅が予想を大きく下回わりドルが買われている。FOMCでも2月に流動性供給を停止することが表明されドルの長期金利が上昇してドルを支えている。ドルが強いことで金価格が下落これは豪ドルの下げを引き起こしている。豪ドルドルほど豪ドル円が下落していないのは、日本がデフレ宣言をして日銀もそれを金融面で支えることをコミットし円が売られているからであろう。
(今後の見通し)
2月2日の政策金利決定までは個別の指標を追っていくことなるが今朝の10月コンファレンスボード景気先行指数も9月の+0.3%から-0.3%へ低下した。3カ月連続利上げの影響かもしれない。最近の景気指標はマチマチで以前ほどの力強さはない。中央銀行も利上げ一辺倒から「12月の会合で”据え置き”が議論された」「将来の会合における金利決定、より柔軟性がある」「金融政策は以前ほど緩和的ではなくなった」としており利上げへの性急性はなくなった。
ただ景気指標がマチマチとなる一方インフレは下げ止まり傾向が強くなっているので景気物価両面からの検討となる。1月14日発表の12月雇用統計も注目したい。
過去15年間、勝率が6割超を維持してきた予測方法は、今暫く、ポジションを持たないことを示唆しています。
(この予測方法は、今の状況下で、明日の株価動きを高い確率で予測することができません)。
===========
なお、当然のことですが、このコメントに基づく取引で損失が発生しても、当方は一切の責任を負いません。あくまでも自己責任です。
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「南アランド見通し」
外為どっとコムさんで毎週月曜日に発行しております「喜望峰」リポートです
12月21日版、今年最終号です
「金以外下げ幅小さい」
昨年8月の世界金融恐慌前の14円からリスク回避の流れで同10月には7.66までの安値をつけていたが09年に入ってからは堅調に推移してきたランド円である。09年1月は9.56で始まったがその後は上昇7月に12.55の今年高値をつけたそれ以降はランドにとっては珍しく横ばい推移している。金利は2008年12月に12%から11.5%へ引き下げられ2009年8月には7.0%となった。その後は7%で据え置かれている。利下げが続いた期間はランド円は上昇しているので必ずしも利下げがランド売りとなっていたわけではなかった。むしろ利下げが打ち止めとなった8月以降にランド円は上昇を止めている。
大きな出来事は政権交代であった。94年から99年まで初代大統領を務めた南アの父とも呼ばれるマンデラ氏が去ってからは、アパルトヘイト体制の廃止と民主政権の設立という共通の目標がなくなり次のムベキ政権となってからは成長重視派と貧困層救済派とでの政争が続いた。内部抗争の末、本年4月貧困層に支持されたズマ政権が設立された。また10年以上中央銀行総裁を務めたムボエニ総裁も飽くなき金融緩和を要求する組合との軋轢からか3期目途中で辞任、マーカス新総裁に代わった。
景気については3QGDPがリ前期比年率+0.9%増となり、17年ぶりのリセッションから脱却した。製造業が持ち直し、来年開催されるサッカーのワールドカップに向けた公共投資が景気回復につながった。もちろん世界景気回復に伴う金、またプラチナ、パラジウムなどの鉱業資源価格の上昇も南ア経済を潤すこととなった。
一方米国経済も回復途上にあり、FRBの2月から流動性供給停止で金融出口政策を模索し始めていることもありドル高推移する見通しもあるが、南ア経済もゆっくりと回復の道を辿っているのでドルランドは少々上昇してもデフレと財政赤字に悩む日本とは差異がありランド円は堅調に推移するだろう。
本年は本号が最終となります。1年間ご講読ありがとうございました。新年は1月4日からスタートさせて頂きます。
「1300人対20万人 南アフリカ」
南アフリカには1300人の日本人が生活している。これはエジプトの在留邦人とほぼ同じでサブサハラの国では圧倒的に多い。サブサハラでは二番目に多い国がケニアで350人。
一方中国人はアフリカ全土で75万人住んでおり南アフリカには少なく見積もって20万人の中国人が住んでいる。(参考「南アフリカの衝撃」平野克己、日経プレミアシリーズ)
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「明日から来年度の参加者も」
明日の銀行間取引から受け渡し日は1月4日以降となります
FXの受け渡し日は業者で異なるようですが、銀行や機関投資家は来年度取引となるところも多いようです。
また海外はクリスマス休暇から戻り、本格的参入するところも出てくるかと思います
商いも次第に復活してくるでしょう。米指標や米国債入札もあります。
私もそろそろ充電終えたので来年へ向けて動き出しますので
よろしくお願い申し上げます
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「今週の講演&決算」
講演
28(月)
29(火)
30(水)
31(木)バーナンキFRB議長講演
3(日)バーナンキFRB議長講演
決算
28(月)しまむら
29(火)ユニー
30(水)
31(木)
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「今週の外貨投資、米債入札」
外貨投資
28(月)米2年債、大和住銀投信投資顧問 エマージング好配当株オープン 国際株式型
29(火)米5年債
30(水)米7年債、東京海上アセットマネジメント投信 東京海上・ニッポン世界債券F
31(木)
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「今週の焦点、バーナンキ議長2回講演、米本格参入、入札」
28(月)豪、英、カナダ休場、 日 鉱工業生産、小売統計、、介入状況、香港 貿易収支、米 ダラス連銀製造業活動指数
米2年債
29(火)仏 3QGDP確報、香港 小売売上、独 CPI、米 ケースシラー住宅価格指数、米 消費者信頼感指数、 米 5年債
30(水)大納会、介入実績、ユーロ圏 マネーサプライ、スイス KOF先行指数、南ア貿易収支、シカゴ購買部協会景気指数
米 7年債
31(木)香港、シンガポール、米 短縮取引、英 GFK消費者信頼感指数、香港財政収支、米 失業保険
1(金)中 製造業PMI、バーナンキFRB議長講演
3(日)バーナンキFRB議長講演
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「週間チェンジより」
*株=概ね上昇、中国は伸び悩み
*債券=米国債券利回り上昇、今週は入札
*原油=続伸
*貴金属=金下落も白金パラジウムの工業資源は上昇
12月18日 | 12月25日 | 差 | |
原油 | 73.36 | 78.05 | 4.69 |
金 | 1111.50 | 1104.80 | -6.70 |
CRB | 276.13 | 280.92 | 4.79 |
ドルINDEX | 77.80 | 77.77 | -0.03 |
コーン | 397.75 | 408.50 | 10.75 |
大豆 | 1020.00 | 1008.00 | -12.00 |
銀 | 17.35 | 17.44 | 0.10 |
パラジウム | 360.00 | 382.00 | 22.00 |
プラチナ | 1424.00 | 1459.00 | 35.00 |
JGB | 1.23 | 1.27 | 0.04 |
米10年債金利 | 3.54 | 3.80 | 0.26 |
米30年債金利 | 4.46 | 4.68 | 0.22 |
米株個別 | |||
フォード | 9.68 | 10.13 | 0.45 |
グーグル | 596.42 | 618.48 | 22.06 |
シティ | 3.40 | 3.35 | -0.05 |
VISA | 88.97 | 86.29 | -2.68 |
ボーイング | 53.44 | 55.48 | 2.04 |
NYDJ | 10328.89 | 10520.10 | 191.21 |
ナスダック | 2211.69 | 2285.69 | 74.00 |
上海総合 | 3113.89 | 3141.35 | 27.47 |
FTSE | 5196.81 | 5402.41 | 205.60 |
DAX | 5831.21 | 5957.44 | 126.23 |
日経 | 10142.00 | 10494.71 | 352.71 |
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「人民元切上げ絶対応じず、温首相」
FTなど世界各紙が報道しているが中国温家宝首相は12月27日に「人民元切り上げ圧力が大きいが、絶対に応じない」と発言した。
「主要通貨の相場が下落するなか人民元レートの安定は世界経済回復に貢献している」、「人民元の切り上げ圧力への対応が来年の対外経済政策で我々が直面する重大な課題だ」と付け加えた。
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今年も今日を含め、あと4日となってしまいました。
年末、年始の恒例は年間パフォーマンス。「出遅れの目立った09年の日本株」、「日本株だけが底値に低迷」などの表現が新聞や雑誌を賑わせています。たぶんそれが圧倒的なコンセンサスなのでしょう。
そこで、年間パフォーマンスを見てみましょう。
上海(SSE) 1880.72(1/5) 3141.35(12/25) +67.0%
ダウ平均株価 9034.69(1/2) 10520.10(12/24)+16.4%
日経平均株価 9043.12(1/5)10494.71(12/25)+16.1%
CRB指数 233.25(1/2) 280.92(12/24) +20.43%
ドル円 92.02(1/5) 91.18(12/25) +0.9%
確かに、日経平均株価の上昇率は16%程度に過ぎません。しかし、日々に株価の動きを追っていると、日経平均株価に対するイメージはずいぶん違います。
3月10日から8月21日まで日経平均株価は約50%上昇しています。そして、11月27日から12月24日まで約16%上げました。かなり恵まれたマーケットだったと感じています。
同様のことは、ドル円についても言えそうです。対ドルでの円の変化幅は僅かに0.9%。ほとんど動かなかったということになるわけですが、実感とは随分異なっているようです。
そこで、基本に戻って、トレンドとサイクルの関係について考えておきたいと思います。
株でも為替でも、およそマーケットで変動するものの価格を分析する場合には、トレンドとサイクルに分解して考えてみるのが一般的なようです。
トレンドは、長期的な価格の趨勢を示します。年間パフォーマンスのように、「年の初めに買って、暮れに売ったらば・・・」というのもトレンドを重視する見方と言えそうです。
一方、実際の価格はトレンドからの乖離を繰り返して変動しています。この変動部分がサイクルです。
一般的には、トレンドを重視した投資が好まれるようです。しかし、サイクルに対する機敏な動きによって、投資成果は大きく異なってきます。
たとえ、マーケットが下落局面にあっても、サイクルの上昇局面で買い、下落局面で現金にしておけば、投下資金を増殖することが可能です(投資収益A)。下落局面で売り建てておくことができるなら、パフォーマンスをさらに高めることも可能です(投資収益B)。
これが投資の魅力でしょう。昔と違って、マーケット指標そのものが投資対象となり、売り買いが自由に出来て、しかも保証金、証拠金や手数料が大きく低下してコストもかからなくなりました。デイトレードやスイングトレードの環境も整っているわけですから、「年初に買って、年末に売る」ことにこだわる必要が薄れてきたように思います。
とすれば、年間パフォーマンスにこだわることもなくなってきたようです。株や為替は銀行の一年物定期預金ではないのですから。
先週は2010年の年間の動きを予想してみましたが、年間のパフォーマンスは今年を下回る可能性もありそうだと見ています。しかし、サイクルを重視しながら、マーケットの変動を追っていくことで、十分な投資成果を上げることができそうだとも考えています。
来年もよろしくお願いいたします。
先週の株価の動きについてのコメントは、紙面の制約もあり、今回は割愛させていただきました。スケアクロウ投資経済研究所の「先週の株式市場を振り返る」をご参照いただければと存じます。
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今日はクリスマス。今年も残すところ、あと6日です。というわけで、燃油サーチャージが上がる1月以降に安く行ける海外旅行を探しました。ちょっと遠出編の格安旅行というところでしょうか。
ホノルルのプリンスホテルワイキキのオーシャンフロントタイプの部屋に泊まるツアーです。航空会社の指定はできません。また、帰国時は送迎が付かないので、自分でチェックインを済ませて空港へ行く必要があります(交通費も自己負担です)。それでも燃油サーチャージ込みで、この値段はお得感があるのではないでしょうか。1月24日、25日出発だと6万6800円です。
航空会社はヴァージンアトランティック航空で、燃油サーチャージ込みの値段です。上記のツアー同様、帰国時は送迎が付かないので、自分でチェックインを済ませて空港へ行く必要があります(交通費も自己負担です)。2日~4日目(ロンドン滞在時)は朝食が付いています。1月18日、25日、29日、2月1日、4日、8日なら、8万9800円です。ただし、18時の時点では、どの日程も残席数がわずかです。
ローマ、フィレンツェ、ピサ、ベニス、ミラノの5都市を訪問する添乗員付きのツアーです。往復とも直行便ですから、乗り継ぎの面倒もありません。食事もすべて付いているので面倒くさがりな人には便利かもしれません。燃油サーチャージ込みで、1室3名利用の料金です。1月21日発だと12万9800円です。このツアーが一番お得感はあるかもしれません。
国内旅行も安いツアーがあります。JTBの国内旅行エース「見たモン勝ち!」の情報が更新されていました。
◆群馬県薬師温泉 かやぶきの郷薬師温泉旅籠
和室プラン/ 和室(10畳+囲炉裏の間10平米) / 風呂なし / 定員5名 / 1泊2食/
1万4400円~1万6500円
◆長崎ハウステンボス ホテルヨーロッパ
ツイン・バス付 39平米 1万3000円
このあたりはお得感がありますよね。
ご覧になった際に売り切れていたらご容赦ください。
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過去15年間、勝率が6割超を維持してきた予測方法によれば、明日(次の取引日)のTOPIX終値は、今日より高くなる可能性が大きい。
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なお、当然のことですが、このコメントに基づく取引で損失が発生しても、当方は一切の責任を負いません。あくまでも自己責任です。
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(鉄鉱石、燃料炭はus$/tonne、原油はus$/barrel)
鉄鉱石、燃料炭は豪州の主要輸出鉱山資源であるあるが、上図より原油価格(WTI)とともにここ5年ほぼパラレルな動きを見せている。
特に2008年夏場にかけてリスクアセットバブルが急激に膨らみ空前の資源高となったが、その直後世界金融恐慌のあおりを受けて暴落したことは記憶に新しい。
しかし相場は今年年初に早くも底入れの兆しを見せ、今年1年間徐々にではあるが下値固めをし、2007年から始まる世界的なアセットバブル前の水準を現在回復した状況にある。
最近の鉄鉱石と燃料炭の動きを見ると、来年4月から始まる来年度の価格交渉を見据えて既に価格が上昇しつつあるようだ。
鉄鉱石は特に主な産地西オーストラリアにおけるサイクロン発生と、世界中の鉄鋼会社からの需要増加を背景にして年初来の高値に来ている。鉄の含有量62%の豪州鉄鉱石はCIF(運賃保険料込み)中国渡しベースで先週トン当たり107.50ドルまで上昇し、一方インド産含有量63.5%物は104.50ドルまで上昇した。
鉄鉱石は昨年11月に世界金融危機の影響と中国の融資規制の影響を受けてトン当たり65ドルまで下落し、今年に入ってからも続落していた。
しかし今年後半以降韓国、日本、EUの輸入増加により中国への供給が細ったことが価格上昇の背景にあった。
一方、燃料炭は大手鉱山会社であるXstrata(エクストラータ.)が早くも日本の電力会社との価格交渉の合意に近づいているとの憶測が流れており、売り手市場の様相から更に価格が吊り上がる可能性が指摘されている。
ニューキャッスル産は先週トン当たり81.45ドルまで上昇し、一方南アフリカのリチャード・ベイ産は68.45ドルに値を下げた。ただ現下の豪ドル高は価格競争力のない弱小山元には厳しい影響を与えているとの指摘がある。
アナリストは「燃料炭の価格が一定以下に下がる場合には、鉱山会社がより需給が逼迫している製鉄に必要な原料炭(コークス)に生産をシフトさせるため、燃料炭の大きな値崩れは予想できない」としている。
つまりBHPビリトンやリオ・ティント、Valeなどの大手はコストと採算を考えて鉄鉱石、原料炭、燃料炭などのいわゆる製鉄関連アセットの生産をうまく操縦している訳である。
特にBHPは高品質の原料炭(コークス)部門に絶対的な強さを持っており、一方、Xstrata-マッカーサーは原料炭と燃料炭の交換採掘権をうまく使ったトレードを行っている。
今週初に西オーストラリアを襲ったサイクロンによりPort Hedlandなどの鉄鉱石積出港が操業の停止を余儀なくされている。Fortescue Metal Groupやリオ・ティントやウッドサイド・ペトローリアムやNewcrest Miningなどの大手が西オーストラリアで鉄鉱石やLNG(液化天然ガス)の採掘を行っているが、毎年のこととは言え、鉄鉱石やLNGの輸出に大きな影響を及ぼすサイクロン発生状況が今年も気になるところ。
一方原油価格は今週のOPEC臨時総会で生産枠の維持が決定されるとの思惑もあり今週軟調推移していたが、根本原因はやはり世界的
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