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2009年12月10日 (木)

FX確定申告4

「FX確定申告4」

2)課税方法について

 課税の方法には3通りある。

1.決済時に為替変動差損益とスワップ金利の受払いを合算して課税(くりっく365も含む)

2.決済していなくても一年間(11日から1231日)受け取ったスワップ金利に対して課税

3.決済していなくても一年間(11日から1231日)の為替差損益とスワップ金利の受払いを合算して課税 

ここが課税方法が統一されていないFXの特徴だ。各業者によって課税方法が違うので各社ホームページをご覧になるか直接電話をしてお確かめ頂きたい。

 外貨預金のように利息については源泉分離課税で20%終了、また元本の変動差益については雑所得として課税と決められているのとは異なり上記のように3種類の課税方法があるので注意したいところだ。

1.は決済した年に為替差益とスワップ金利の受払いの合計をまとめて払う。数年間保有したポジションでも途中では払うことなく最後の決済時にまとめて払うこととなる。

2.はどちらかと言えば外貨預金に似たものであり、スワップ金利の受け取りがあれば毎年それについて課税される。元本の評価差益については決済するまでは課税されない。ただ1と異なり得たスワップ金利は自分の口座に反映されるのでいつでも自由に引き出すことが出来る。

1.の場合は課税はされないが自分の口座に反映されず使うことも決済時までは出来ない。

3.は自分では保有ポジションを決済していなくても業者は日々決済している形(ロールオーバー時に毎日為替差益が確定されるということ)をとっていて、元本の為替差損益も日々口座に反映され自由に使うことが出来る。スワップ金利も同様に自由に使うことが出来る。日々自己口座に為替差損益もスワップ金利も反映されるので、すべて雑所得として課税されることになる。

課税方法の基準は変動差益やスワップ金利が自己口座に即反映され自由に使えるかどうかがである。自由に使えるものには課税されることとなるのが原則だ。

 なお取引所取引のクリック3651.の課税方法となり税率が一律20%となる。

  その他

為替取引の申告がやっかいなのはこのように同じ商品であるのに税率や課税方法が業者によって異なることだ。株の取引のように統一されることを望みたい。また雑所得ではなく10%あるいは20%で一律固定されれば市場への信頼感も増して取引量も拡大し、為替市場も盛り上がり、業界も反映、結果的に税収も増えることになると思うがその取り組みは何故か進んでいないようだ。

 現状として口座開設前に業者のホームページで課税方法を確認すべきだろうが、業者も取引手法などの説明は積極的でも最初から税金の説明はしていないところが多い。業者のホームページで税金について書いてある部分を探しにくいところも多いようだ。ただ最近は業者でもFXの税金のセミナーなどを開催して理解を深めているところもある。税率、課税方法が統一されればそれも省略されることになるのだが。

*現状では一人一人の状況により、課税方法や必要な書類は異なる場合もあるので、詳細につきましては、管轄の税務署等にお問合せ願いたい。

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