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2009年12月30日 (水)

為替悠々4

「為替悠々4」

第一章 為替相場の特徴

1. 「為替は需給だ」

 (株や金利との動きの違い)

今や銀行だけではなく、個人でもほぼ銀行などの第一線ディーラー同様に為替の売買が出来るようになった。 より効率的に時には世間一般のセンチメントと逆になるが収益は確実に上がってきた手法をここに整理し残したく筆をとった次第である。

 

 また為替取引にかかわる参加者、理論、テクニカル、経済用語、歴史等々も取り上げより一層為替相場への理解を深め、他の金融市場との差異も明らかにしたい。

 一見為替にかかわっていないようなことも円相場形成に影響していることも取り上げたい。また日本の外国為替発祥の地、横浜と為替のかかわりもエッセイ的に纏めてみた。

(長島か野村か)

 為替相場の予測やそれで儲けることは難しいと言う。エコノミストやその他の有識者の予想も当たらない。しかしわざと皆で難しくしているような気がしてならない。もっと単純に考えても良いのではないだろうか。そういう方法があるのではないだろうか。

一番簡単なのは思うがまま相場をはることだ。自分の勘で相場に入り込んで儲かれば何も言うことはない。長島監督の現役時代にように、体中に野球のデータがしみ込んでそれと天性のカンと能力、ショーマンシップで自分の成績を上げたり、新庄選手のようにデータを受け付けずに恵まれた身体能力だけでこなしていくのも良い。しかし凡人は何かよりどころを見つけてそれを為替取引の売買のきっかけとしたいものだ。

私のような凡人はやはり野村ID野球のようにデータを集め分析して確率で勝負に出る。「天分で負けても努力で負けてはいけない。」

遠くへ飛ばす能力や速い球を投げる能力で劣ってもカバープレーや全力疾走など才能ではない努力、心がけの部分で負けなければ互角あるいは勝つチャンスも増える。

 為替も同様である。長島監督的に上がると思ったから買ったんですよ、とか下がりそうなので売っときましたで儲かればよい。

 その天分がない人が右往左往、のたうちまくっている。ファンダメンタルズ、チャート分析などいろいろあろう。やはり一番役立ったのは、また裏切らないのは需給分析であった。

 

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コメント

クリスマス後、欧米は円売りで来ましたね。野村先生は欧米流にスタートダッシュをかけていらっしゃるのでしょうが、私は日本流に暮れのご挨拶をさせて頂きます。

今年も勉強させて頂きました。本当にありがとうございます。

毎日、為替相場を泥の中を這いずるように、草の根を掻き分けるように進んでいますが、「為替悠々」は嬉しくなってきました。毎日欠かさず読ませて頂きます。

投稿: 西川 | 2009年12月30日 (水) 23時25分

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