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2009年12月 4日 (金)

通貨危機21、アルゼンチン通貨危機その8

「通貨危機21、アルゼンチン通貨危機その8」

しかし、1999年に起きたブラジルのレアル切り下げでペソが相対的に高くなり輸出競争力を喪失、国際収支は悪化した。結果的に通貨危機(通貨ペソの対米ドル「ペッグ制」崩壊)により完全に暗転、2001年には対外債務の返済不履行宣言(デフォルト)を発する事態に陥り、経済が破綻。国際的な評価は地に落ちている。

その後メルコスール加盟国となったことにより、南米諸国との経済交流の活発化による諸外国からの投資の増大に、経済の復活を賭けた。特にブラジル、ベネスエラとは政治面でも関係を深め、ベネスエラからの南米大陸縦断天然ガス輸送管を設立した。

キルチネル大統領は、2006年7月9日の「独立190年記念式典」で、「われわれは国際通貨基金(IMF)にチャオ(さよなら)を告げた。」と演説した。IMFの干渉を排除するため100億ドル近い債務を完済した。2000年末の経済破綻直後の失業率24%を、2006年5月までに11.4%にまで改善した。(通貨危機の章終わり)

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