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2009年12月 4日 (金)

通貨危機20、アルゼンチン通貨危機その7

「通貨危機20、アルゼンチン通貨危機その7」

「アルゼンチン通貨危機」

 この手の厳しい条件は、クリントン時代にもIMFがインドネシアなど世界各国に対して行ってきたことで、ブッシュ時代になって始まったことではなかった。とはいえ、緊縮財政の一方で、アルゼンチンはブッシュ政権に好意を持ってもらおうと「テロ戦争」が始まると、600人の兵士をアフガニスタンへ平和維持軍として送り出し、パキスタンでは難民支援の病院も経営している。だが、そんないじましい努力も、アメリカとその配下のIMFの対応を変えるには至らず、アルゼンチン国民の間から「アフガニスタンより、自国民の支援にカネを回せ」という非難が増えただけだった。

 2001年初め、トルコが通貨危機に陥ったとき、ブッシュ政権はそんなに冷たくなかった。IMFを通じて75億ドルを緊急融資させ、連立政権が壊れそうになっていたトルコ政府を救った。トルコではイスラム原理主義勢力が勢力を強め、経済が破綻して連立政権が崩壊すれば、イスラム原理主義の政権ができるかもしれなかった。トルコはイラクを攻撃する米軍に軍事基地を使わせており、アメリカが中東を支配する際には欠かせない国だったから、すぐに緊急支援が行われたのだった。緊急支援をしてもらえないアルゼンチンは、中東から非常に遠いという地理的な自国の運命を恨むしかなかった。 (続く)

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