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2009年12月 7日 (月)

危機の経験より2

「危機の経験より2」

 通貨危機は経常赤字、財政赤字などのファンダメンタルズのネガティブな要因にもかかわらず固定相場(ポンド通貨危機ではEMSという半固定相場)を維持するところへ通貨を売り浴びせられ、切り下げを余儀なくされる。通貨維持の為に買い介入や利上げで対応するが、それらは国内景気を冷やすこともある。また介入資金や財政赤字補填の為にIMFなどの国際機関から借り入れを受けることもあるが、借り入れ条件として緊縮財政を要求されるので国民からの不満が高まることもある。

通貨危機の流れとしては

 財政赤字、経常赤字→通貨売り→利上げ、介入→切り下げ→資金借り入れ(IMF)、緊縮財政→景気回復、となる。

アジア、ロシア、アルゼンチン通貨危機もこのパターンで再び景気回復の道を歩むこととなったが、中国の高度成長による需要拡大が好影響を与え、現在は危機の時代と比べれば通貨、株式は急騰している。

 米国サブプライムの問題での景気後退では通貨においては変動相場制なので自動的に切り下げられ輸出業者の収益を回復させる。資金繰りでは基軸通貨の強みがあること、自国富裕層の資金注入、海外政府系ファンドの資金注入で対応している。また今後同じような金融システム不安を起こさせないためにもG-7やFSF(金融安定化フォーラム=26カ国が参加)が工程表を作成し期限付きでリスク管理の強化を図っている。

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