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2009年12月 2日 (水)

通貨危機17、アルゼンチン通貨危機その4

「通貨危機17、アルゼンチン通貨危機その4」

 1ドル=1ペソに固定するなら、ペソの代わりにドルをアルゼンチン国内で流通させ、ペソを廃止してもいいではないか、という考え方もある。中南米では、パナマが事実上この方法を採っている。この方法の問題点は、自国通貨をなくしてしまうと、通貨の発行量を調節することで経済の過熱や景気悪化をある程度防ぐことができるのに、その機能を自ら放棄することになってしまう、ということだ。

 逆に、厳密に相場を固定しなくても、為替が変動し始めたら、中央銀行が変動を止めるように自国通貨を売り買い(市場介入)することで、為替変動を最小限にとどめることもできる。テントが風で飛ばないように地面に打っておくクギ(杭)を「ペッグ」というが、その仕組みに似ているので、この手法は「ペッグ制度」と呼ばれる。一方、アルゼンチンのような本格的なやり方は「通貨評議会方式」と呼ばれる。

 ペッグ方式の方がお手軽なので、多くの国がそちらを選んだが、タイやマレーシアなどは、1997年に中央銀行をしのぐ巨額の資金を持ったアメリカの投機筋からの売り攻撃を受け、中央銀行が手持ちの外貨を使い果たした結果、固定されていた相場が外れて急落し、アジア通貨危機を起こして破綻してしまった。 (続く)

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