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2009年11月 2日 (月)

今週の豪ドル相場:津田

(豪ドル米ドル日足)
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(豪ドル円日足)
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先週の豪ドル相場

先週のレンジ:  AUDUSD   0.8944-0.9276 AUDYEN  80.77-85.24

先週は主要国の株式市場に調整が入り、前週まで顕著であったリスク選好の動きにも変化が訪れた。水曜日に発表された豪州Q3CPIが予想を若干下回ったことから、大幅利上げ観測が後退し、先週93セント台を付けた豪ドルは90セント割れ、81円割れに急落。しかし木曜日には逆に発表された米Q3GDPが予想を上回り、リスク選好の動きが再度高まって92セント、84円近辺まで反騰。しかし週末には結局NYKダウが250ポイント下落し、リスク回避のドル買い・円買いの動きが活発化して90セント割れ、90円割れの週中安値圏に再び反落するという激しいUP & DOWNを演じた。

今週の豪ドル相場

今週の予想レンジ: AUDUSD 0.8800-0.9300  78.00-83.00

今週は内外ともに最大レベルの重要材料に囲まれいそがしい週となりそうだ。イベントとしては火曜日のRBA理事会、水曜日の米FOMC、英中銀、欧州中銀理事会、金曜日のRBA四半期金融政策報告、土曜日のG20(英セントアンドリュース)もぎっしり。経済指標の発表も水曜日の9月の豪小売売上高、住宅建設許可。水曜日の豪貿易収支、金曜日の10月米雇用統計とこれまたぎっしり。また峠を越したとは言え米企業決算発表や今週集中する欧州銀行決算も注目される。
係る中米FOMCで、出口戦略に前向きな姿勢が確認されれば、米金利先高感から米ドル買戻しの動きが継続することが予想される。一方出口戦略に消極的な結果となれば、再度米ドル売り圧力が強まろう。また火曜日のRBA理事会では一時高まった大幅利上げ(0.5%)が後退し0.25%利上げ観測が一般的であるが、Oddsとしては、”毎月の利上げという金融引き締めサイクル突入”のイメージを和らげるためにも”金利据え置き措置”をとる可能性が否定できないこと。10月の利上げ後も、主要国は”出口戦略は時期尚早”という姿勢で固まっており、独り利上げを敢行したRBAは若干ハシゴをはずされた状況にある。加えて先週発表されたQ3CPIが前期を下回ったことからも早急に再利上げをする必要性に乏しいように思われる。10月のRBA議事録で示された文言"guradually raises the rates"の真意を測りたいところ。
10月豪ドルの変動幅は AUDUSD 0.8568-0.9328 AUDYEN 76.34-85.32と豪ドル米ドルで5月、豪ドル円で7月以来の大幅変動幅を記録した。年初来の高値を付けたが急激な上昇後に調整色も見せており、ある程度年内の高値を先取りした感も否めない。一応月足では陽線で引けてはいるが、高値からほぼ半値戻しまで値を下げており、年末に向けて更なる高値(95セント、90円)への続伸というよりは、むしろ10月の変動幅を中心とした揉み合い相場を形成する可能性が高い。




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