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2009年10月 2日 (金)

夜はこれから、気になるムーディーズ

「夜はこれから、気になるムーディーズ」

米国雇用統計後もEU非公式財務相会合、アイルランドがリスボン条約国民投票
G-7イスタンブール、世銀IMF会合、オリンピック開催地決定 などイベントが続くので気が抜けない。要人に発言には注意したい。

*今夜は9月米国雇用統計があるが、予想は失業率が9.8%、非農業部門雇用者数が-17.5万の予想。もうADP雇用者数、失業保険申請者数、消費者信頼感指数の雇用指数で悪い数字が出ているので悪いのが当然であろう。ガイトナー財務長官は昨日米失業率は恐ろしいほど高いと発言している。オバマ大統領は4月から失業率は10%にのせると言っている。

*ただその他の指標はこれまで強く推移してきた。まだ8月の指標は強いが昨日の9月の指標であるISM製造業指数や9月自動車販売は冴えない。政府の自動車購入補助などの要因が剥げ落ちて足元が不安となってきている。

*米景気の弱い兆しが出ているがドル円を除けばドルが強い。予てからスイス、NZ、カナダ、NZなどは自国通貨高を懸念していたが、ここにきてユーロ圏もユーロ高を憂慮し昨夜の財務相会議ではユーロ高について議論されたようだ。昨日はアジア中銀の自国通貨売り介入の噂も出ていた。円高を好む藤井財務大臣の円が買われ他通貨が売られがちとなっている。

*またムーディーズは、米国と英国の景気が「予想通りに回復」せず、歳出が削減されなかった場合、両国の格付けが2012年末以降に「不安定になり得る」との見解を示した。

米国と英国の格付けは現在いずれも最上級の「Aaa」。

(これから)
21   米 9月雇用統計 ボストン連銀総裁会見
23  米 8月製造業受注指数 8月耐久財受注改定値
5  ダラス連銀総裁講演

EU非公式財務相会合、アイルランドがリスボン条約国民投票
G-7イスタンブール、世銀IMF会合、オリンピック開催地決定

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