夜はこれから
「夜はこれから」
*米GDPは改善したがそれは7、8、9月の数字である。7、8月は政府対策で強かったが、9月は効果はげ落ちで弱い指標が多い。3Qの数字が4Qを保証するものえはない。ただ議会は住宅補助を延長する法案を来週にも採決する予定である。まだ政府補助がないと米国の景気は不安な気がする。
*今夜の予想は9月個人消費が+0.1%、支出が-0.5%、シカゴPMIが48.1、ミシガンは70だが確報となる。PCEデフレーターは前年比-0.5%、ただコアは+1.3%である。
*ECBタカ派のウェーバー独連銀総裁は、ECBが来年、景気刺激の緊急措置の引き揚げを開始することを示唆した。市中銀行への「非常に長期の融資」を来年は継続しない可能性に言及した。
*一方ユーロ大統領候補でもあるユンケルルクセンブルグ首相兼国庫相は、景気刺激策からの出口政策には「厳格な姿勢」をもって臨むべきだとの見解を示した。 さらに「ユーログループの水準で、出口戦略について合意する必要があるのは明らかだ」と述べた上で、「すべての国が刺激策を同時期に引き揚げる必要があるということではない。時期を間違ってはならない」と付け加えた。
*来週は米雇用統計、豪、BOE、ECBの政策金利決定がある。
21 南ア 9月貿易収支、加 8月GDP 米 9月個人所得支出、PCEデフレーター
22 米 10月シカゴPMI、10月ミシガン大消費者信頼感指数確報
1 スマギECB理事講演、EU首脳会議
講演=スマギECB理事講演
決算=シェブロン、サンマイクロシステムズ
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