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2009年10月21日 (水)

南アランド見通し

「南アランド見通し」

22日政策金利は据置予想も組合は利下げ要求

月足では2月から5月まで上昇した後は12円中心に横ばいである。日足では10月2日のボリンジャーバンド下限での長い下ヒゲ逆カブセで雲の下から、一気に雲の上、ボリンジャーバンドでも一気に上限に達した。チャートの教科書通りの展開となった。5日移動平均線は上向いている。また10月5日-7日の急な上昇ラインはまだ生きている。

注意点は22日に南ア中銀の政策金利決定があり、予想は7.0%の据置予想だが小売売上など景気指標は冴えず、民間からは利下げ要求が強い。またインフレファイターのムボエニ中銀総裁はこの金融政策決定会合を最後に10年以上の任期を終え途中退任する。退任の理由にはやはり南アでは政治的圧力を有する労働組合との軋轢があったようだ。後任総裁はマーカス女史であり金融市場では信任が厚いと言われている。

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