為替の見せ玉
「為替の見せ玉」
株の見せ玉で事件があったようだ。
私が銀行にいた時は為替には板というのは原則なかった。オンライン前はボイスブローカーなので取引レートが呼ばれるだけで注文の大きさは正確にはわからなかった。オールマインといったら300本入ったこともあった(50本でよかったのだが)、またオールマインとオールユアーズが偶然ぶつかりブローカーがパニックになったこともあった(取敢えず100本で手打ち)。
一時マイネックスという板情報つきのオンラインブローカーがあらわれた時は、かなり見せ玉が流行したように思う。ちょうど介入もあった時期だったので介入と思わせるように100本ほど置く銀行がいくつかあった。
ただ為替の場合ではいろいろな玉があるので売りでも買いでも1回で大玉処理を狙っている参加者もいる。見せ玉の100本も叩かれる可能性も高い。本来は不要な見せ玉が叩かれ大きなポジションとして残ってしまう怖さはあるので気をつけて頂きたい。
今は銀行間取引では板情報はないと思う。違っていたらすいません。
話は変わるが、為替ではJコムのような異常取引は万が一起きても、当事者間の間で「取引取り消し」となるようなジェントルマンシップはあったように思う(今は知らないが)。あのような不労所得は仁義的に許されなかったように思う。それがフォレックスクラブの役割だろう。
野球は見せ球はOKのようだ。元木選手の隠し球はひんしゅくだったが
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