南アランド、夜の部、しっかり
「南アランド、夜の部、しっかり」
*金上昇、南ア株価小幅上昇でランドもしっかりしている。
*アジアで売られるもマザーマ-ケットで買い戻されている。アジアオープン直後は利食いが出るようだ。
*ドルランドは現在は7.32
*大手電力の43%の値上げに対して組合が怒りをあらわにしている。r
*ランド円は10月2日の長い下ヒゲの11.40から12.27まで上昇
*売りは12.25から5銭刻みで大が12.60へ続く
*買いは12.10以下5銭刻みで中から大が続く
*損切りの買いはない。損切りの売りは11.90で中。
(以下は繰り返しも含む)
*ニュースは電力会社エスコムが値上げ提案をしてきたこと。政府も支持するようだ。経済には良いニュースではないが、やはりあれほどどこも賃金を10%以上上げたので物価も上がらざるを得ない。
*経済指標はマチマチ、企業信頼感指数は良かったが8月製造業生産は前月比-2.8%と悪化。
焦点はムボエニ総裁からマーカス新総裁へスムーズに引き継がれるかどうか。ムボエニ氏は10年間総裁を務め、ズマ大統領は8月からの3期目も任命していたが、ムボエニ氏は自ら退任を申し出た。
政治力があり利下げ要求の強い労働組合ANCとの軋轢もあったようだ。新総裁マーカス女史も中銀勤務経験あり産業界からの信任は厚いが、ANCと上手くやれるかどうか。世界的に出口政策へ向かう中の舵取りに注目したい。
*NORTHAM プラチナが新鉱山創業へ
*3四半期連続マイナス成長の南ア経済は年末にかけ南ア経済もリッセションから抜けだすとした。国内製造業と海外経済の回復による。
*IMFはランドはそれほど強くなっていないと発言(全体的なドル安の中で)
*南ア輸出先は中国がトップとなった。また中国ICBCは南アのスタンダード銀行の2%の株を取得した
*電力会社エスコムのシステムがまた需要に追いつかなくなってきている。鉱工業生産がフル稼働し始めたからだ
次回金利決定は10月22日、ムボエニ総裁最後の任務
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