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2009年10月16日 (金)

市場参加者の横顔=国内編9、機関投資家その1

市場参加者の横顔=国内編9、機関投資家その1」

 

機関投資家と言えば、生命保険、投資信託、年金、損害保険、農林中央金庫、郵貯、簡保などが上げられる。それぞれ世界でも有数の投資家であるが、その資金源は我々個人が将来、老後に備えて預けたへお金の集積だ。期間が長期に渡るためじっくりと運用出来る。デイトレや短期取引は行わない。一取引の金額が大きく、半ば買いきり、売り切りですぐに反対売買することもないので市場には影響力がある。

 ただ最近の傾向としては80年台、90年台前半に比べると為替がからむリスク取引は削減される傾向にある。ドルを調達してドルで運用したり、為替スワップを利用してヘッジしたりすることも多い。80年代より積み上げてきたドル資産がかなり積みあがっていることも一つの要因だ。やはり機関投資家の運用の中心は国内債券であり国内株だ。外国為替証拠金取引開始されたり、外貨建て投信を購入する個人が為替リスクを積極的にとるのとは対照的だ。

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