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2009年10月23日 (金)

海外参加者の横顔6、銀行2

「海外参加者の横顔6、銀行2

それが必ずしも邦銀のデメリットということではなく、邦銀はそれを利用して臨機応変に大胆なポジションを取ったり、また顧客へのプライシングにおいても長期的な展望のもとに対応している。外国銀行は、やはり個人のディーリングの集積である。邦銀は銀行全体のメリットを考えながら取引することも可能だ。それはディーリングスタイルにも表れ、外銀は小刻みに収益を上げようとしたり、顧客のつなぎに徹するところも多い。米銀よりも欧州系銀行はさらに保守的なスタイルを取る。

収益目標は邦銀がより大きく、外国銀行は小さいが、ディーラーへの報酬は逆で邦銀がより小さい。小さいというより成功報酬的なものは基本的にないところも多い。銀行業務の一貫でディーラーをしているのが邦銀だが、外銀は一匹狼的でより高い報酬を求めて銀行を渡り歩くものも多い。小さい収益で大きな報酬の外銀は、銀行全体のメリット・デメリットを考えながら長期に取引する邦銀のような大胆な動きはとらず、手堅い取引をしがちである。時々外銀が大きく動かしていると報道されることがあるが、それは背後にいるヘッジファンドや国際投資家の注文によるものでディーラー個人のポジションではない。

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