基礎復習24、藤井さん心配の長期チャート
「基礎復習24、長期チャートで大局観、藤井さん心配する長期チャート」
ここでは幾つかの通貨の長期チャートを取り上げ、その歴史と大局観を掴んでいただきたい。
●ドル/円
戦前、ドル/円は1 ドル=1 円に始まり、太平洋戦争で1 ドル4 円まで円安となった(チャ
ート参照)。太平洋戦争直前に金解禁やブロック経済化で円が2円から4円になった時代に藤井さんは生きていたのでそれを繰り返していけないということだ。
戦後は1 ドル=360 円から始まり、1995 年には79 円台まで円高が進む展開と
なった(チャート参照)。
戦前は1 円から4 円へと4 倍になり、戦後は逆に360 円から約4 分の1の79 円となった訳
だが、その原因は経常収支だ。経常黒字の国の通貨は高くなり、赤字の国は安くなる。戦前
の日本は経常赤字の国で円安となり、戦後は経常黒字国となって円高となった。日本の経常収支は、ドル/円にとって歴史的に非常に重要なファクターとなってきただけに、現在も市場参加者らが常に注意を払う材料となっている。
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