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2009年10月19日 (月)

市場参加者の横顔=国内編12、機関投資家その5郵貯簡保

市場参加者の横顔=国内編12、機関投資家その5郵貯簡保

世界最大の機関投資家である郵貯と簡保の資産はそれぞれ190兆円、116兆円、合計306兆円(平成191月)にも及ぶ。ただその外国証券の保有残高は小さい。郵貯が3.1兆円、簡保が2.1兆円で1.63%、1.83%。国債はそれぞれ、135兆円、65兆円保有していることからも海外投資リスクをとることには限定的だ。日本生命が総資産50兆円のうち、外国証券投資に7兆円(債券5.5兆円、株1.5兆円)を配分しているのと比較すれば、為替リスクを負うリスクは追っていない。特にここ数年は郵貯簡保民営化への過程にあったこともあり、その残高は横バイとなている。今後民営化で民間大手生保と運用も競うようになればそう少しダイナミックな運用が行われるだろう。ただ総資産に占める割合が小さいといえども、一取引の金額は外国為替市場では大きく影響力があるのでその動向は市場が注目されている。動向は守秘義務があるので即座に漏れ聞こえてはこず噂の段階となっている。

 運用機関は簡保は特に見合いが生命保険である為、長期投資となって。郵貯もほぼ同様で短期売買は行わない。ドル一辺倒ではなく、ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダドルなどを保有していると見られる。それは民間生保と同じだ。取引銀行や証券は厳しい審査を通し選出される。為替取引は債券投資とほぼ同時に行われ、金額も数千万ドルから数億ドルに及ぶので暫くは市場にインパクトは残る。尚、年金基金同様、資産の概要はそれぞれのホームページにディスクローズされているので参照願いたい。

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