市場参加者の横顔=国内編11、機関投資家その4年金
「市場参加者の横顔=国内編11、機関投資家その4年金」
我々の年金は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF=Government Pension Investment Fund)という長ったらしい名前の組織が運用している。厚生年金や国民年金の運用をしている。
ちょっと古いので申し訳ないが(またアップします)現在資金量(平成18年12月末)で81兆9千億円。うち50.5%が国内債券、国内株式が22.7%、外国株式が15.2%、外国債券は10.7%で、それぞれ、41.3兆円、18.7兆円、12.5兆円、8.7兆円だ。為替に絡む取引のある外株、外債で合計21.2兆円(25.9%)の資産があるまさに巨大機関投資家だ。彼らが行動すれば、相場は大きく動くが、取引の秘密が守られているのか、市場にはそれほど取引情報が流れてこない。ただ公的機関なので情報公開は行っている。月別の運用額も示されている。各月によってばらつきはあるようだ。ホームページを確認して頂きたい。
また運用方針はもちろん年金なので安定利回りを狙う長期運用だ。外債運用の対象はBBB格以上。また委託する運用機関の選定も厳しい条件が設けられている。また委託している会社信託や投資顧問会社の社名もすべて公表されている。
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